カンヌこぼれ話もそろそろ終わり。
5月30日、アメリカのTVエンタメ情報番組「Entertainment Tonight(ET)」がアンジェリーナ・ジョリーが女児の双子を出産したと報じ、大騒ぎになった。
今年のカンヌこぼれ話、その3。
今年のカンヌこぼれ話、その2といきますか。
期間中に出せなかった、カンヌこぼれ話をいくつか。
今年のカンヌはイケメン度だけじゃなく、映画全体のレベルもいまひとつだったのが正直なところ。だが映画祭終盤に登場した『The Good, The Bad, The Weird』(いい奴、悪い奴、変な奴/原題)は痛快な、いわばプロの映画だったので、つまらない映画に疲弊していたプレスたちから大きな拍手が巻き起こった。
今年はイケメン度の低かった(個人的に、だけど)カンヌだけど、最後になってドカーンときたよー。イ・ビョンホン、チョン・ウソン、ソン・ガンホがカンヌで揃い踏み!
カンヌ国際映画祭終了後も「しばらくはフランスに滞在する」と話していたアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットが、南フランスのシャトーを3年間借りる契約を結んだことが明らかになった。
映画祭はとうとう閉幕しちゃったけど、期間中に出せなかったネタを大放出! まず、ベニチオ・デル・トロが見事に男優賞を獲得した『CHE (原題)』のプレス試写で見かけたちょっと意外な光景を。
エイベックスのゴージャスなパーティに集まった顔ぶれをご紹介。鏡割りをしたのは、同社が東宝東和と共同配給する超大作『レッドクリフ』を監督したジョン・ウーで、もちろん、トニー・レオン、チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、リン・チーリンら出演者も勢揃い。トニーの恋人のカリーナ・ラウも出席。せっかくなのでパーティの感想を聞くと、「芸者を生で見たのは初めてで感激したよ」と言うトニーに対し、カリーナは「めちゃくちゃお金がかかってるわよねぇ(笑)」と、とても現実的な答えだったのが面白かった。実際、私のような一介のモノ書きはお呼びじゃないパーティだったけど、シネマカフェの読者のみなさんに様子を伝えたくて、何とか入れてもらったのよね。
もう日本でも随分報道されているようだけど、カンヌで開かれたいくつものパーティの中でも、お金のかけ方がハンパじゃないと評判だったのが、日本のエイベックスのパーティ。音楽業界では、アジアで確固たる地位を築いた同社が、映画事業にも乗り出すため、カンヌでドデカい花火を打ち上げた、というわけ。
オーウェン・ウィルソンとの仲が再燃するも、またすぐに破局を迎えてしまったケイト・ハドソンに新しい恋人が出現したようだ。気になるお相手はサイクリストでツール・ド・フランス優勝経験もあるランス・アームストロング。
見て、この嬉しそうな顔! ベニチオ・デル・トロがキューバ革命の英雄チェ・ゲバラを演じて、見事にカンヌ国際映画祭にて男優賞を受賞。映画祭レポートの途中だけど、コンペ結果が発表になったので、まずはご報告を。
5月14日(現地時間)より開催されていた第61回カンヌ国際映画祭の授賞式が、最終日の25日に執り行われた。数々の注目作が並ぶ中、キューバ革命の英雄、チェ・ゲバラの激動の人生を描いたスティーヴン・ソダーバーグ監督作『CHE (原題)』で、ゲバラを熱演したベニチオ・デル・トロが見事、最優秀男優賞を手にした。
カンヌには世界中からプレスがやってくるから、宣伝にはまたとないチャンス。だから公式上映作以外にも、今後公開される作品のプロモーションが盛んに行われている。ジョン・ウー監督が「三国志」の“赤壁の戦い”を映画化した超大作『レッドクリフ』もその一つ。フッテージ(映像の一部)の上映&記者会見、インタビュー取材、パーティと、ウー監督や主演のトニー・レオン、共演のチャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、リン・チーリンらが飛び回っていた。
カンヌの公式記者会見は生中継のテレビが入り、世界中に配信されるので、質問をするのはちょっと勇気がいるもの。でも、せっかく巨匠クリント・イーストウッドに話を聞けるチャンスなので、思い切って手をあげてみた。『Changeling(原題)』は今回のコンペ一番の話題作なので、当然質問する人も多く、ようやく何人目かで私の番に。
カンヌ国際映画祭も大詰めを迎えつつあった17日にカンヌ入りしたチャン・ツィイーは、四川大地震の義援金を集めるためのチャリティ活動に没頭した。
映画祭も7日目。あっという間に折り返し地点を迎えた20日(火)、待望のクリント・イーストウッド作品『Changeling (原題)』が上映された。今年のカンヌで何をおいても観たかったのが、この映画! まあ、イーストウッド“オタク”の私に限らず、現在最高の監督であるイーストウッド作品で、アンジェリーナ・ジョリーが主演だもの、全世界が待望なんだけどね。もちろん、その期待は全く裏切られることはなかった!!
日本でも絶大な人気を得る「三国志」を基に、製作費100億円をかけて製作中の歴史アクション超大作『レッドクリフ』。7月の完成を目標に製作中の本作が、現在開催中のカンヌ国際映画祭にてフッテージ上映された。5月19日(現地時間)にはカンヌのカールトンホテルにて記者会見が行われ、ジョン・ウー監督、トニー・レオン、リン・チーリン、ヴィッキー・チャオ、主題歌を担当したalanらが登壇した。
キタ、キタ、キターッ! ついにインディ・ジョーンズが19年ぶりに復活!
カンヌの週末は忙しい! 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』のパーティの後は、初めてフィリピンからコンペティション部門に選ばれた『Serbis』(原題)の夜7時半の試写(これがかなり良かった! 賞に絡みそうな予感)を観て、さらに夜10時から、ある視点部門に出品されている『トウキョウソナタ』の公式上映へ。しかし、この時点でかなりの雨。
スティーヴン・スピルバーグ、ハリソン・フォード、ジョン・ハート、ジム・ブロードベント…錚々たるメンバーが目の前に!