春爛漫、色男が参上Vol.3 『モンテーニュ通りのカフェ』のクリエイティブな色男
久々にフランス映画の小粋さを堪能できた作品『モンテーニュ通りのカフェ』。世界的ピアニストの演奏会を控えたオランピア劇場、美術品収集家が生涯をかけたコレクションを競売にかけようとしているオークションハウス、いまひとつ突き抜けられない女優が舞台の初日を迎えようとしているシャンゼリゼ劇場。カフェ・ド・テアトルは、これら文化的な施設が集まり、セレブが集う地域の一角にあり、そこに行き交う人々の姿を静かに見つめてきた老舗カフェ。そこで働き始めたギャルソン、ジェシカの視線を軸にしながら、小粋な群像会話劇が展開していきます。