“男子トイレ”で巻き起こる、一味違う異色青春ムービー『チャーリー・バートレット』
チアリーディングに青春を賭ける女の子たちのハイスクール・ドラマ『チアーズ!』、高校卒業までに童貞を捨てようとする男の子たちのドタバタ・コメディ『アメリカン・パイ』、恋と友情をミュージカル・タッチで描いた『ハイスクール・ミュージカル』など、アメリカの高校生たちを主役にした映画はこれまでにも数多く作られてきた。『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』もそのひとつなのだが、前述の青春映画とは少々毛色が異なる。それは、高校生なら誰もが抱える悩み──両親や先生にはなかなか言い出せないことを、学校の“男子トイレ”でカウンセリングしてもらうというストーリー。話を聞いてもらうだけでなく、しっかり薬まで処方されるというのがユニークだ。