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毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト

自身に潜む芸術性と感情をエロティックに解放するダイアン・アーバスの物語 画像

自身に潜む芸術性と感情をエロティックに解放するダイアン・アーバスの物語

『セクレタリー』('02)でSM行為に耽る上司と自傷癖のある秘書の関係を描き、世界から注目を浴びたスティーヴン・シャインバーグ監督。彼が次の題材に選んだのは伝説の写真家ダイアン・アーバスだ。パトリシア・ボズワースの伝記「炎のごとく 写真家ダイアン・アーバス」をベースにした芸術と愛とエロスの物語であるが、いわゆる伝記風に仕上げるのではなく事実に虚構をアレンジ。貞淑な写真家の妻が多毛症の隣人と出会うことで自身の中にある芸術性と感情を解放していく姿をエロティックに美しく炙り出していく。

ニコール・キッドマンが全てをさらけ出す『毛皮のエロス』公開初日決定 画像
シネマカフェ編集部
シネマカフェ編集部

ニコール・キッドマンが全てをさらけ出す『毛皮のエロス』公開初日決定

その異形の男との出会いが彼女にカメラを手に取らせ、やがて妄想は欲望と化した——。既存の美醜の概念に挑戦し、過激な写真技術と題材でポートレイト写真の意味を変革したとまで言われる、実在の女流写真家、ダイアン・アーバス。彼女の写真家としての覚醒、そして全てを捧げるに至るまでの過程を、魅惑的な映像とともに描いた『毛皮のエロス ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト』の公開初日が5月26日(土)に決定した。

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