イラク赴任中に消息不明となったアメリカ海兵隊の軍曹ニコラス・ブロディが、8年ぶりに英雄として帰還した。だがCIAエージェント、キャリー・マティソンは彼がアルカイダに洗脳されテロリストに寝返った人物だと確信。不可思議な言動を繰り返すブロディの正体を暴くことに異常な執念を燃やすが…。CIAと“戦争の英雄”の息詰まる攻防戦をスリリングに描いた「HOMELAND」の見どころをシネマカフェでは大特集します。
2011年10月に米ケーブル局のSHOWTIMEで放送開始直後から、瞬く間に全米を熱狂させた大ヒットシリーズ「HOMELAND/ホームランド」。シネマカフェでは思わずハマってしまう「HOMELAND」の魅力を分かりやすく解説!
合衆国中が“戦争の英雄”としてブロディを迎える中、彼がテロリストに寝返っているのではないかと疑うCIAエージェント、キャリー。自分の説を上司からも同僚からも認めてもらえず、孤軍奮闘するキャリーの頑張りに引き込まれずにはいられない! 実は、CIAの人間として2001年9月11日を過ごしたキャリーには、9.11を未然に防ぐことができなかった自責の念も。そのため、人一倍悲劇の匂いに敏感で、洞察力にも長けたキャリーの能力と直感は疑いようのないところ。ただし、キャリーは遺伝性の双極性障害(躁うつ病)にも悩まされていて…。正義のためなら手段を選ばない、けれども感情の波に邪魔をされて思う結果を出せないキャリーは、海外ドラマ史上最も複雑で、だからこそ目の離せないヒロインだと言えるかも。
孤軍奮闘するCIAエージェント、キャリーと国中に愛される“戦争の英雄”、ブロディの手に汗握る攻防が展開。疑う者と疑われる者として運命を交錯させる2人の関係には、まさに超一級サスペンスの緊迫感が! しかも、なかなか尻尾を出さないブロディにキャリーが自ら接触したことで、事態はますます複雑化! 急接近する両者の間には、CIAと容疑者の立場を越えた感情が…? そして、8年もの間、アルカイダの捕虜になっていたブロディには、以前のような夫婦関係を築くことができない妻の存在も。また、その妻は夫がイラクで死亡したものと思い、夫の親友だった男と男女の関係に…。どんな時にも、どんな所にも、男女の複雑なドラマはつきもの。緊迫下で織り成される危うい人間ドラマにドキドキさせられる。
9.11以降、テロの脅威に神経をとがらせるアメリカが舞台になっているだけに、物語の中には“アメリカの嘆き”や“アメリカの落とし穴”がふんだんに盛り込まれている。その象徴とも言えるのが、イラクでの忌まわしい記憶に悩まされる一方、“戦争の英雄”として祭り上げられるブロディの存在。そもそもブロディは合衆国の敵なのか味方なのか? もしテロリストに寝返っていたとしたら、それは何が原因か? そこには、善と悪の境界線を揺さぶる事実が…!? しかも、敵なのか味方なのか分からない、謎めいた立場のブロディが大衆に愛され、軍や国家の広告塔として出世していく展開にも大いなる皮肉アリ。一兵士だったブロディのサクセスは悩める現アメリカへの警鐘でもあり、だからこそハラハラさせられずにはいられない!
SCOOP
「HOMELAND」ダイジェスト映像
「HOMELAND」に登場する主要キャラクターやストーリーなど、本作の魅力がぎゅっと詰まったダイジェスト映像がシネマカフェに到着!
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5月31日(金)発売
3枚組 12,600円(税込)
5月31日(金)発売
2枚組 3,360円(税込)
5月31日(金)発売
4枚組 5,040円(税込)
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発売元・販売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント
©2013 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
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