ロバート・デ・ニーロが、2006年に監督を務めた『グッド・シェパード』のTVドラマ化を進めているようだ。マット・デイモンとアンジェリーナ・ジョリーが共演し、自身も出演した同作だが、今回デ・ニーロは米ケーブル局「Showtime」と提携して同作のTVシリーズの製作を進めているという。
6日、ワシントンD.C.で第32回ケネディ・センター名誉賞授与式が行われ、ロバート・デ・ニーロやブルース・スプリングスティーンをはじめとする5名の受賞者が出席、バラク・オバマ大統領も彼らを讃えるために登場した。
めっきり秋らしくなりました。この頃は、ちょっと着るものに困る時期でもありますね。日中は爽やかな秋晴れでも、夜になるとかなり肌寒かったりして。そんな夜は、人恋しさも一段と募ります。そんな寂しさを吹き飛ばすためには、明るいコメディなどがおすすめ。でも、せっかくなので、この感覚にどっぷり浸りたいという方のためにあるのが今月のコラムです。
ロバート・デ・ニーロが13年ぶりに監督を手掛けた本作では、カストロ政権の転覆を狙って行われたピッグス湾侵攻の失敗から始まり、その作戦を指揮した主人公のCIA諜報員、エドワード・ウィルソンの半生が回想形式で描かれていく。エドワードは第2次大戦中から合衆国のスパイ任務に従事し、終戦後に創設されたCIAの初期メンバーとなった男。彼の人生を紐解いていくことで、ピッグス湾侵攻が失敗に終わった理由も明かされていく。
CIAの誕生、そして20世紀後半の世界を大きく揺るがした“冷たい戦争”の始まりへと続く歴史の波に翻弄された、一人の諜報員の人生を描き出した『グッド・シェパード』で13年の沈黙を破り、メガホンを握ったロバート・デ・ニーロ。主人公・エドワードの人生を大きく左右する存在となるサリヴァン将軍役として出演もしている彼が来日し、8月8日(水)に記者会見が行われた。