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海ドラってやっぱり面白い!~それぞれの『裏事情』をのぞいてみない?~【11月編】

海ドラってやっぱり面白い!~それぞれの『裏事情』をのぞいてみない?~【11月編】特集。

cinemacafe.net×FMヨコハマ コラボ連載企画「初心者でも楽しめる海外ドラマのみかた」
© 2015 ABC Studios and CBS Studios, Inc.

何シーズンにも渡り、キャラクターたちにまつわるストーリーを描くのが海外ドラマのひとつの特徴。シーズンを追うごとに、キャラクターたちの関係性が刻々と変化していき、いつの間にか視聴者もキャラクターに愛着を感じてしまう。今回、シネマカフェではそんな個性豊かなキャラクターが登場する“見始めると止まらない”、オススメの海外ドラマをピックアップ。これを見たらもっと作品を観たくなる、「○○の裏事情」というテーマと共に、各作品の魅力に迫ります。さらには嘘を見破れる!? 心理カウンセラーが見る「クリミナル・マインド」と題し、心理カウンセラーの小日向るり子さんにお話を伺いました。

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クリミナル・マインド
クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪 シーズン9 クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪 シーズン9

クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪 シーズン9

イントロダクション

FBIに実在するセクション、行動分析課(BAU=Behavior Analysis Unit)に所属する優秀なプロファイラー・チームの面々が、犯罪者の心理や行動を読み解くプロファイリングの技術を用いて、アメリカ各地で起きる凶悪な連続犯罪事件の解決に挑む。アメリカでは既にシーズン11に突入した大ヒット・ロングラン・シリーズだ。


犯罪捜査の裏事情


凶悪犯罪の裏事情

アメリカ全土の警察などから要請を受け、現地へ赴いて捜査に協力するBAU。彼らの特殊なスキルが必要とされる事件とはズバリ、緊急対策を要する連続殺人や連続誘拐などの凶悪犯罪だ。残忍な凶行を繰り返す犯人たちだが、本作ではそんな彼らを得体のしれない怪物ではなく、生身の人間として描く。快楽のために人を殺す者もいれば、やむにやまれぬ事情で犯行を繰り返す者も。その生い立ちや家庭環境、日常の生活、心に抱えた暗い闇などに迫りながら、事件の表層だけではうかがい知ることのできない、犯罪心理の奥深くへと視聴者を誘う。

プロファイリングの裏事情

連続犯罪の性質やパターン、現場の証拠などを分析し、犯人の特徴を推理するのがプロファイリング。過去の膨大な犯罪データを蓄積するBAUチームは、それらを行動科学的に分類することで犯人の性別や年齢、性格、職業、行動範囲などを割り出し、次なる犯行を阻止すべく奔走する。とはいえ、あくまでも統計学であるプロファイリングは必ずしも完璧ではない。不測の事態は常に起きうる。そうしたピンチをいかにくぐり抜け、どうやって犯人の行動の一歩先を行くのか。チームの巧みな連携プレーと、先の読めない展開に毎回目が釘付けとなる。

BAUの裏事情

不幸な少年時代のトラウマから犯罪者の心理に自らを重ねることが出来るモーガン、人並みはずれた記憶力と知識を持つリードなど、それぞれ得意分野を持つBAUの面々。冷静沈着に犯人を追い詰める彼らも、現場を離れればごく普通の人間だ。
大ベテランで父親的存在のロッシや長男タイプのホッチを筆頭に、まるで本物の家族のような強く温かい絆で結ばれている。その一方、プライベートでは様々な苦悩を抱えたり、不幸に見舞われることも。直面する事件の悲惨さに胸を痛め、時に自らの心の闇とも向き合いながら、事件解決のために全力を尽くす彼らの姿は感動的だ。


さまざまな犯罪に対峙し、時には自身が事件に巻き込まれながらも、アメリカ各地で絶え間なく起こる異常犯罪に立ち向かうのがBAUメンバーたち。信念を持ったチーム力がドラマの魅力を支えている。苦悩しながらも、強い意志と勇気を持ち続け、今日も犯罪現場に駆けつけるメンバーたちの活躍から目が離せない。

  • 個性豊かなキャラクター

    元凄腕ハッカーから、IQ187の天才博士まで個性豊かなキャラクターが揃っているのが“チームBAU”の魅力。それぞれの知識を生かしながら、絶妙なチームワークで事件を解決していくさまは見ていて爽快! 自分の“押しキャラクター”を見つけて楽しむのも良いかもしれない。

  • 犯罪者の心理に鋭く迫り、緊迫感あふれる展開

    テンポの良い一話完結形式で展開される本ドラマ。多種多様の異常犯罪に挑む彼らが直面する事件を通して描かれる犯罪者の心理や、解決までのスリリングな展開に気づいたら夢中になってしまっていること間違いなし。

番外編:BAU捜査の応用で嘘を見破れる!? 心理カウンセラーが見る「クリミナル・マインド」

シネマカフェでは心理カウンセラー・小日向るり子さんに「クリミナル・マインド」を見てもらい、インタビューを実施! BAUにはどんな人が向いている? 日常のしぐさから嘘を見破るには? 気になることを聞いてみました。

BAUの捜査を見て、どんな感想を持ちましたか?

優れた捜査官たちが行動の分析を行うのはもちろん、膨大な過去のデータが彼らの捜査を支えている部分は大きいと思います。そのデータをもとに、犯人の人種や性別、職業を分析していく。つまり、統計学に基づいているということですよね。犯行が猟奇的だから犯人は力の強い男性だろう、夜の犯行だから昼間は働いている人だろう、犯行が緻密だから仕事にも細やかさを求められる人だろうといったように、過去のデータと照らし合わせながら答えを導き出していく。

すごくリアリティのあるドラマだなと思いました。その一方、日本の犯罪現場との違いも感じました。何と言ってもアメリカは銃社会ですし、日本の犯罪とは傾向が違う。これは単なる推測ですが、開拓精神が民族的に根づいているアメリカだからこそ、大胆な猟奇犯罪が引き起こされる傾向が強いのかなと思いました。

捜査官たちが仕事と上手く付き合っていくには?

人の死や犯罪にいつも対峙していると、精神的にまいってしまう。私たちカウンセラーもそうですが、負の感情を浴び過ぎると心が疲弊してしまうものなんです。そういった意味でも彼らは激務に就いているわけですから、チームを去る捜査官がいるのも致し方のないことですよね。その事態を避けるため、プライベートに安らぎがあった方がいいのは確か。

例えば、ホッチは息子との温かい時間が心の支えになっていますし、チームを去る前のギデオンは1人の時間を大切にしていました。シーズン9のモーガンのように、自分と同じくらい多忙なビジネスパーソンの女性と関係を築くのも効果的だと思います。共通点があることによって、互いへの理解が増しますから。人によって心地よさは違うものですが、その中で自分なりの安らぎの場や安らげる対象を持つことが大事だと思います。

BAUの捜査官に向いているタイプは?

「毒をもって毒を制す」ではありませんが、猟奇犯罪者に人の気持ちが分からないように、捜査官も人の感情に左右され過ぎない人が向いているとは思います。犯人に感情移入したり、捜査によって自身のトラウマを呼び覚まされるような感性の鋭い人は負荷が大きくなる危険がある。それよりも、物事を数学的に考えられる人の方がいいでしょうね。この点とこの点がつながって線になったから、さあ行くぞ! という姿勢で解決に向かっていける人がいい。「捜査する側になるか、される側になるか、その差はわずかだ」といったような台詞が劇中にもありましたが、ある意味、捜査官と犯罪者には紙一重の部分があると言えるかもしれません。ただ、捜査官たちはそれをよく分かっている状態で職務に向き合っているわけで、それは強さを持っているということでもありますよね。

BAUの捜査方法を私たちの日常に応用するには?

「人は嘘をつくときに腕を組む」など、行動学と言われるものは一般的にあります。けれど、それらは訓練で隠せますし、人間の行動はやはり1人1人違います。ですから、大事なのは、相手がどんな行動を取る人間かを観察すること。普段との違いを導き出すことによって、相手の嘘、例えばパートナーの浮気なども見破りやすくなると思います。これはちょっとした応用になりますが、未来のことを考える仕草と嘘をつく仕草は一般的に似ていると言われます。というのも、未来も嘘も現実には起こっていないことですから、それらに思いを巡らせる行為は似てくるものなんですね。例えば、「今日の夕飯は何にしようか?」と聞いたときに見せる仕草は、実は嘘をつくときの仕草と似ていたりもする。目を伏せて考え込むか、遠くを見ながら悩むか。それも様々ですが、要は普段の行動をよく観察し、データ化しておくことが大事。BAUの捜査も、浮気の見破り方も、統計学なんです(笑)。

小日向るり子:1971年生まれ。静岡県清水市出身。大学卒業後、教育系出版社にてマーケティング、コールセンター運営業務に携わる傍ら、アロマコーディネーター資格を取得。その間自殺予防の電話相談員として4年間活動。心理を本格的に学ぶため出版社を退職し、(社)日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー資格を取得。2012年4月に自身の会社を設立。

クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪 シーズン9

【STAFF】
製作総指揮/マーク・ゴードン

【CAST】
デヴィッド・ロッシ:ジョー・マンテーニャ (小川 真司/菅生 隆之)
アーロン・ホッチナー: トーマス・ギブソン (森田 順平)
デレク・モーガン:シェマー・ムーア (咲野 俊介)
スペンサー・リード:マシュー・グレイ・ギュブラー (森久保 祥太郎)
ジェニファー・ジャロウ: A・J・クック (園崎 未恵)
ペネロープ・ガルシア:カーステン・ヴァングスネス (斉藤 貴美子)
アレックス・ブレイク: ジーン・トリプルポーン(安藤 麻吹)

発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
オフィシャルサイト:http://www.disney.co.jp/studio/drama/1329.html

11月4日(水) デジタル配信一斉開始
11月18日(水)コレクターズBOX Part1 (10,000円+税)発売
12月2日(水)コレクターズBOX Part2 (10,000円+税)発売

© 2015 ABC Studios and CBS Studios, Inc.

DVDレンタル&デジタル配信中
11.18 コレクターズBOX Part1 発売 12.2 Part2 発売

【特別映像】200話記念を全員でお祝い!「クリミナル・マインド」 画像
シネマカフェ編集部
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【特別映像】200話記念を全員でお祝い!「クリミナル・マインド」

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シネマカフェ的海外ドラマvol.180 「クリミナル・マインド」マシューに直撃!

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プロファイリングで犯罪者に迫る! 「クリミナル・マインド」最新予告編到着 画像
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プロファイリングで犯罪者に迫る! 「クリミナル・マインド」最新予告編到着

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