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『Sad Movie <サッド・ムービー>』チョン・ウソン&チャ・テヒョンインタビュー

ラブストーリーとしては異例の、“別れ”をテーマにした本作。あえて別れにフォーカスしたことで、観客はそこにあった愛の大きさを認識する、そういう映画だ。「なぜ、心が痛いのか?悲しいのか?というと、やはりそれだけ深い愛情があったから。その愛情の大きさに比例して、悲しみとか心の痛みは大きくなると思う。だから、そういった別れは決して克服出来ないもの。自然に受け止めて、自分の中で心の痛みとして持っていることしかできないと思います」

仕事と恋人、どちらを選ぶ?
チョン・ウソン

そう語るチョン・ウソンが演じるのは、危険な職業についているからこそ、プロポーズに踏み切れない不器用な消防士。映画の中で、「危険な仕事だから私のためにやめて」とお願いされてしまうが、実際、恋人に「仕事と自分どちらを選ぶか?」と迫られたらどちらを選ぶだろうか?

「2つのうち1つを選択しなければいけない理由は無いように思います。もし、それでも『どうしても選べ』と言われた場合には“自分”を選ぶと思う。人はどうしても欲張りですから、愛も欲しいし、仕事も欲しい。でも自分自身を大切にしていれば、愛にも一生懸命になれるし、仕事にも一生懸命になれるのではないかと思います」

一方で恋人たちを別れさせる“別れさせ屋”を演じるチャ・テヒョン。彼自身、1人の女性を長く想い続けてきたので、役に共感する部分は多かったという。しかし、別れをどうやって克服するか、という質問に及ぶと、「その質問に答えると、別れなければならないような気がしてしまうので、答えるのは難しい」と、新婚という立場に気を使いながら苦笑いした。


チャ・テヒョン

ともに韓国を代表するほどのスター俳優である2人を1本の映画で同時に観られる、というなんとも贅沢な本作。2人の目には相手はどのように映っているのだろうか。実は本作にチャ・テヒョンを推薦したのはチョン・ウソン本人。シナリオを読んだ時から、この役にはチャ・テヒョンしかいない、と彼を真っ先に想像したという。 「チャ・テヒョンいう俳優は笑いや笑顔の中に、どこか物悲しさがあるような俳優なんです。それは持って生まれた彼なりのイメージだと思います、こういう特徴はすごく稀なことではないかと思います」

そんなチャ・テヒョンは“先輩”チョン・ウソンのことを「僕とは全く正反対のような気がします」と笑う。「自分が持ってないものを全部彼が持っていて、とてもうらやましい。今回は一緒に仕事が出来てすごく嬉しかったです」

プロポーズはキャンドルで演出
チョン・ウソン

本作ではそれぞれ違った“別れ”を演じる2人。それぞれの役で、2人ならではの魅力を存分に発揮し、最後は観客を暖かい涙へ誘う。

ちなみに、チョン・ウソンの役どころでキーとなる“プロポーズ”について聞かれると、「特別なことはしたくないんです。特別じゃないプロポーズを自然にしたいと思います。自然なプロポーズを特別なことだと思ってくれる人がいればいいですね」と答える彼。

対して結婚に関しては“先輩”であるチャ・テヒョンは実体験を明かしてくれた。「キャンドルをいくつも部屋の中において、道を作ったんです。その道の先に指輪を置いたのですが、ところが、それがが何本もあるものだから、最後のキャンドルに火をつける頃には最初につけたのは消えてしまって…すごく苦労しました。だからそういうプロポーズは止めたほうがいいですよ(笑)」

もっと恋をするアジアの男たち

年上の“いいお兄さん”タイプはいつだって女の子のあこがれの的。TVドラマの大ヒットで一躍お茶の間の人気者となった阿部寛は、新作『アジアンタムブルー』で余命1ヶ月と宣告された恋人のためにすべてを捨てる男をに挑戦。甘いマスクと確かな演技力で海を越えて活躍するアジアン・スター、金城武は、『ウィンター・ソング』の公開で再び日本で人気に火がつく可能性大。渡辺謙、二宮和也らとともに巨匠クリント・イーストウッド監督作品『硫黄島からの手紙』に抜擢された伊原剛志は本場ハリウッドを経験し、ますます男に磨きがかかっている。

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作品情報『Sad Movie <サッド・ムービー>』
監督
クォン・ジョングァン
俳優
チョン・ウソン、イム・スジョン、チャ・テヒョン、イ・ギウ、シン・ミナ、ヨム・ジョンア、ソン・テヨン、ヨ・ジング

2006年11月11日より有楽座ほか全国東宝洋画系にて公開
2005,韓国,ギャガ・コミュニケーションズ
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