映画『プラダを着た悪魔』-“悪魔”のカリスマ編集長を演じるメリル・ストリープ VS 恋に仕事に悩むヒロイン役のアン・ハサウェイ。観る人の共感を惹きつける2人の女優に注目!
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田舎からNYにやってきたジャーナリスト志望のアンドレア。おしゃれにもファッションにもまるで興味なしなのに、ひょんなことから“世界中の女性たちが死ぬほど手にしたいと思っている仕事”=一流ファッション誌編集長のアシスタントの職を手にしてしまう彼女を演じているのは、ハリウッドの若手女優アン・ハサウェイ。ニューヨーク出身の24歳だ。

2001年『プリティ・プリンセス』のヒロイン役を射止め、幸運なスクリーン・デビューを飾っているが、ティーンエイジャーの頃から、歌やダンスにも才能を発揮していたという彼女、17歳の時にはすでにTVシリーズ『ゲット・リアル』にレギュラー出演。2004年には、デビュー作の続編『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』が前作に続きヒット。

透き通るような白い肌と大きな瞳を持つ可憐な容姿のせいもあり、これでお嬢様女優のイメージが定着するかと思いきや、権威ある映画賞を多数受賞した2005年の注目作『ブロークバック・マウンテン』で、一人の女性の20年にわたる変遷を体現してみせたり、ヌードを披露してみせたりと、大胆な女優根性を見せつけ、アイドルから大人の女優への脱皮に成功。将来有望な若手女優の一人に躍り出た。今回、『プラダを着た悪魔』で彼女が演じた役は、大人への階段を着実に上って行く女性の役。悩み迷いながらも確実に成長していく主人公の姿は、着実に実力派女優の道を歩んでいくアンの姿とどこか重なっている。

その他の代表作:
『The Other Side of Heaven』  『ディケンズのニコラス・ニックルビー』
『Ella Enchanted』  『猫の恩返し』(アメリカ版吹替え)  『Becoming Jane』 など

ファッション界で圧倒的なパワーを誇り、世界中の女性たちを魅了するファッション誌“RUNWAY”に君臨する悪魔のような編集長ミランダ・プリーストリー。本作になくてはならない、この強烈なヒールキャラを演じるのは、ご存知ハリウッドの名女優メリル・ストリープだ。

1949年生まれ、ニュージャージー出身の57歳。製薬会社の役員を務める父親を持ち、裕福な家庭で育った。ヴァッサー・カレッジ在学中に演劇に目覚め、イエール大学演劇学校に進んだ才媛。卒業後はNYに渡り、舞台で活躍。その才能に注目が集まった。スクリーン・デビューとなった1977年の『ジュリア』以降、映画、TVで活躍し、国際的な映画賞、TV賞の常連となっている。

今回見せた強烈なミランダはハマリ役だが、メリル本人は業界でも人望の厚い人格者。とはいえ、映画界ではアカデミー賞ノミネート13回という史上最多記録を誇り、ミランダよろしく業界に君臨するカリスマ的存在。アメリカを代表する女優とも現代最高の女優とも謳われる。その芸域は幅広く、アカデミー賞受賞作『クレイマー、クレイマー』(助演女優賞)、『ソフィーの選択』(主演女優賞)といったシリアスなドラマ以外にも、コメディ、SF、アクション、ファンタジーなど、ジャンルを問わず様々な作品に出演。これまでも、かなりユニークな役柄を演じてきた彼女だが、世にもイジワルな編集長をコミカルかつクールに熱演した本作で、またもアカデミー賞最多ノミネート記録を更新するのか、今から注目が集まっている。

その他の代表作:
『ディア・ハンター』  『フランス軍中尉の女』  『愛と哀しみの果て』  『アダプテーション』  『めぐりあう時間たち』  『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』  『エンジェルス・イン・アメリカ』(TVミニシリーズ)ほか

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作品情報『プラダを着た悪魔』
監督
デヴィッド・フランケル
俳優
メリル・ストリープアン・ハサウェイエミリー・ブラントスタンリー・トゥッチエイドリアン・グレニアーほか

2006年11月18日より日比谷スカラ座ほか全国にて公開
2006,アメリカ,FOX
©2006 TWENTIETH CENTURY FOX