8月30日から9月9日までイタリアで開催されているヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に、日本のアニメーション映画としては宮崎駿監督作品『ハウルの動く城』以来2度目となる、アニメ映画『パプリカ』(監督:今敏)が出品されている。ヴェネチア国際映画祭ほか世界各地の映画祭から出品依頼が殺到し、インターネット上でも映画の内容をめぐり、情報争奪戦が繰り広げられてきた待望の話題作。現地時間9月2日17:00より公式上映が行われ、ついにその全貌が明かされることとなった。レッドカーペットに到着した今監督を待ち受けていたのは、観客からの盛大なラブコールと各国報道陣のフラッシュの嵐。子供から大人まで幅広い年代の人々を魅了する今敏作品の人気の高さをうかがわせる。上映会場となるサラ・グランデ会場(キャパ約1,000人)は満席。上映終了後の拍手とスターティング・オベーションは5分以上鳴りやまず、映画『パプリカ』公式上映は熱狂のうちに幕を閉じた。本作は、ドリームワークスが世界配給権を取得したことで話題となった『千年女優』や『東京ゴッドファーザーズ』でその名を世界に知らしめた 日本を代表するアニメ監督、今 敏(こん・さとし)が 文学界の巨匠・筒井康隆と手を組み、1993年に出版されたSF小説の傑作「パプリカ」をアニメ映画化したサスペンス。本作も作品が出来上がる前にすでに世界配給が決定している。
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