※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

「感じたままを曲に…」YUIの歌声に竹内結子うっとり「ここに来れてよかった」 

6月11日(月)、竹内結子の2年ぶりのスクリーン復帰作となる『サイドカーに犬』のプレミア試写会が開催された。上映前には本作の主題歌を担当したYUIによるミニライブ、そして竹内さん、根岸吉太郎監督、松本花奈による舞台挨拶が行われ、会場は大きな盛り上がりを見せた。

最新ニュース レポート
注目記事
『サイドカーに犬』プレミア試写会 左からYUI 、松本花奈、竹内結子、根岸吉太郎監督
『サイドカーに犬』プレミア試写会 左からYUI 、松本花奈、竹内結子、根岸吉太郎監督
  • 『サイドカーに犬』プレミア試写会 左からYUI 、松本花奈、竹内結子、根岸吉太郎監督
6月11日(月)、竹内結子の2年ぶりのスクリーン復帰作となる『サイドカーに犬』のプレミア試写会が開催された。上映前には本作の主題歌を担当したYUIによるミニライブ、そして竹内さん、根岸吉太郎監督、松本花奈による舞台挨拶が行われ、会場は大きな盛り上がりを見せた。

今年で20歳を迎えたYUIさんの10代最後の曲「Thank you My teens」と、6月13日(水)発売の『サイドカーに犬』の主題歌「Understand」の2曲を披露してくれたミニライブ。その歌声の余韻が残る中で監督は「今日初めてみなさんに映画をお見せするということで期待と不安でドキドキしてます。僕にとってこの映画は可愛くてたまらなくて、一刻も早くお見せしたい気持ちと、もう少し取っておきたいという両方の気持ちがあります。今日はこの映画の誕生日だと思ってますから見守って下さい」と娘を手放す父親のような面持ちで挨拶をした。

監督とともに“大胆な女性像”であるヨーコを慎重に作り上げていったという竹内さん。女性が憧れる女性という印象を受けるヨーコ役について、最初は「どういう激しいヤツだよ!?」という感想をもったそうだが、「実際に演じてみると『あぁ、こういう生き方しか出来ない人もきっといるな』という感覚になった」と言う。では竹内さん自身が憧れる女性像とは? との質問には「素敵だなと思える女性は、自分をカッコつけようとか取り繕うところがなく、その姿がカッコいい」と答えた。そんな竹内さんの横で、会場から温かい視線を集めるのは、大阪から4時間かけてやって来たという弱冠9歳の花奈ちゃん。憧れの俳優を聞かれると、「(竹内)結子さんとか室井滋さんとか。男だったらウエンツ(瑛士)さんとジョニー・デップさん、俳優さんかどうか分かんないけど高田純次さん」とキッパリ、これには竹内さんも「素晴らしいですね。私も熱く語れるようになれたらいいな(笑)」と参った様子。

80年代の懐かしい香りが漂うひと夏の物語をさらに盛り上げるのが、切ない余韻が心に残るYUIさんの音楽。映画を観て感じたままを曲にしたというYUIさんは、「(花奈ちゃん演じる薫とヨーコの)2人が自転車で走っているシーン…優しい気持ちになれるシーンを曲に込めていきたいと思って作りました」と語った。その主題歌を歌うYUIさんの姿を見て、監督は「映画で描いた20年前の小学生の薫が10年後、YUIさんになって歌っているような気持ちになって、ジーンときました」と感激した様子。また、花奈ちゃんも竹内さんと一緒に舞台袖で歌を聴いて「柔らかくて、ふわっとした感じで、感動して鳥肌が立った」と話した。3人から歓喜の声を受けたYUIさんは「ありがたき幸せでございます(笑)」とはにかんだ。

今回の試写会で久しぶりの再会となった竹内さんと花奈ちゃん。映画のヨーコと薫同様、2人の仲の良さが終始うかがえた。本作について「自分の幼かった頃と重ねて『あぁ、私にもこういう時があったな』と思っていただけたらありがたいです。ご覧になった方は薫のことが好きになれる映画だと思います」と竹内さんが語れば、花奈ちゃんも「ヨーコさんがカッコいいので、そこを観てください」と一言。そんな2人を笑顔で見守る監督も、最後に観客に向けてメッセージを贈ってくれた。「夏休みという言葉を聞いた時に湧いてくる懐かしさやほのかな期待、そういう特別な想いを映画の中でもう一度感じて、これから夏の日差しが照る中でこの映画を思い出していただければ幸せです」。

「夏の夕暮れの、キュンとするような素敵な余韻のある映画」と竹内さんが語る『サイドカーに犬』は6月23日(土)よりシネスイッチ銀座、アミューズCQNほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top