※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

チャウ・シンチー、“息子”役の愛娘と来日! 演技指導では厳しい監督の顔に

香港映画史の記録を塗り替えた大ヒット作『カンフーハッスル』から4年。次はSFに挑んだチャウ・シンチー監督・主演作『ミラクル7号』が間もなく公開される。これを記念して、現在、日本科学未来館(東京・お台場)で開催中の「エイリアン展—モシモシ、応答ネガイマス。」では、本作のタイトルロールにもなっている謎の地球外生命体“ミラクル7号”ことナナちゃんが展示されている。この報せを聞きつけ、チャウ・シンチーと、新星シュー・チャオ親子がナナちゃんに会いに来日! 6月3日(火)、同館にて来日記者会見が行われ、あの星のお姫様もゲストとして登場した。

最新ニュース レポート
注目記事
『ミラクル7号』来日会見(左から)小倉優子、シュー・チャオ、“ナナちゃん”、チャウ・シンチー監督
『ミラクル7号』来日会見(左から)小倉優子、シュー・チャオ、“ナナちゃん”、チャウ・シンチー監督
  • 『ミラクル7号』来日会見(左から)小倉優子、シュー・チャオ、“ナナちゃん”、チャウ・シンチー監督
  • 『ミラクル7号』来日会見 チャウ・シンチー
  • 『ミラクル7号』来日会見 シュー・チャオ
香港映画史の記録を塗り替えた大ヒット作『カンフーハッスル』から4年。次はSFに挑んだチャウ・シンチー監督・主演作『ミラクル7号』が間もなく公開される。これを記念して、現在、日本科学未来館(東京・お台場)で開催中の「エイリアン展—モシモシ、応答ネガイマス。」では、本作のタイトルロールにもなっている謎の地球外生命体“ミラクル7号”ことナナちゃんが展示されている。この報せを聞きつけ、チャウ・シンチーと、新星シュー・チャオ親子がナナちゃんに会いに来日! 6月3日(火)、同館にて来日記者会見が行われ、あの星のお姫様もゲストとして登場した。

開口一番、神妙な面持ちで、先日起きた四川省の震災に対する日本の救援活動に感謝の意を表し、温かい拍手で迎えられたシンチー監督。本作で彼は、貧乏ながらも深い愛に包まれた親子を描き、自ら父親という役どころを演じているが、そこには「父親や母親から子供への愛は、この世の中で偉大な愛、無償の愛だと思ってます。中国では“家族”をテーマにした映画は非常に少ないので、子供たちに観てもらえるようにこの映画を作りました」という思いが。そんな彼が、1万人もの応募者の中から“息子”役に抜擢したのが本当は女の子のシューちゃん。私生活でも実際に彼が養女としたことで、大きな話題を呼んだ。シューちゃんについて「たくさんの子の中で、彼女の演技は最高だった。歩き方から食べ方まで、長時間にわたり男の子を演じなければならないけど、彼女なら演じられると思った。映画をご覧になれば、僕が間違っていなかったと分かるでしょう」と手放しで絶賛。実は、シューちゃんの夢はお父さんのような映画監督になることだそうだが、「とにかくいまは一生懸命勉強してほしい。そして映画監督になりたいという夢をぜひ頑張って叶えてほしいです」と、父として、先輩としてエールを送った。

そして、いよいよナナちゃんとの感動の再会のとき…と、ナナちゃんを手に登場したのは、もう一人のエイリアン、コリン星のゆうこりんこと小倉優子。あっけにとられたシンチー監督は「本当にエイリアンなの?」といきなり核心に。これにはゆうこりんは「半分エイリアンです」と苦笑いするも、「また次にエイリアンを使う映画がありましたら、よろしくお願いします!」と威勢よくオファーを入れた。また司会者から「ミラクルな出会いとは?」と聞かれて「今日みたいな素敵な出会いがミラクル!」と即答したゆうこりん。その突飛な発言でシンチー監督は参った様子だったが、一方のシューちゃんから日本語で「ありがとうございました」との言葉が出ると、会場は一気に和やかな空気に包まれた。

そのあどけない笑顔で、会場の視線を釘付けにしていた10歳のシンデレラガール、シューちゃん。初めて男の子を演じると知ったときはさすがにびっくりしたそうだ。「髪の毛を切らなければならないことに心が痛みました。長い髪の自分はとても美人なのに(笑)」。この日、ずっとシンチー監督を“お父さん”と呼んで慕っていたが、現場でのシンチー監督はなかなか厳しかったそうで「閉じ込められたときにお化けを見たような、オーバーな表情を作るシーンで、二晩かけて何度もやったんですけど、お父さんになかなか満足してもらえず、とても辛かったです」と打ち明けた。しかし、いまでは大好きだというそのシーンを、顔の表情と身振り手振りを目いっぱい使って再現、会場を大いにわかせた。だが、これを見てシンチー監督は、厳しい眼差しで「ずいぶん演技が下手になったね」と辛口コメント。これも一番弟子、そして愛娘ならではの愛のムチ?

『ミラクル7号』は、6月28日(土)よりシネマスクエアとうきゅうほか全国にて公開。チャウ・シンチーとシューちゃんの本物の親子さながらの息の合った演技にご注目!
《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top