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秋、しっとり香る女の色気vol.4 ナチュラル派セクシーに、ほっと安心

前回のミシェル・ウィリアムズに続き、今回登場するのは、彼女の先輩とも呼べる人。子役から女優への成長を見事に成し遂げた人、ダイアン・レインです。1990年代は、作品に恵まれず女優として低迷していましたが、2000年を境に見事復活しました。『パーフェクト ストーム』、『デブラ・ウィンガーを探して』など、多くの人の目に触れたヒット作に出演した後、『運命の女』のヒロインで弾みがつき、いまでは順調な女優生活を送っているダイアン。“昔、子役として活躍した人”にも、“過去の人”にもなることなく、主役級の女優に返り咲きました。

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『最後の初恋』 -(C) 2008 Warner Bros. Ent. Inc. (C) 2008 Village Roadshow Films (BVI) Ltd.
『最後の初恋』 -(C) 2008 Warner Bros. Ent. Inc. (C) 2008 Village Roadshow Films (BVI) Ltd.
  • 『最後の初恋』 -(C) 2008 Warner Bros. Ent. Inc. (C) 2008 Village Roadshow Films (BVI) Ltd.
  • 『最後の初恋』 -(C) 2008 Warner Bros. Ent. Inc. (C) 2008 Village Roadshow Films (BVI) Ltd.
  • 『最後の初恋』 -(C) 2008 Warner Bros. Ent. Inc. © 2008 Village Roadshow Films (BVI) Ltd.
前回のミシェル・ウィリアムズに続き、今回登場するのは、彼女の先輩とも呼べる人。子役から女優への成長を見事に成し遂げた人、ダイアン・レインです。1990年代は、作品に恵まれず女優として低迷していましたが、2000年を境に見事復活しました。『パーフェクト ストーム』『デブラ・ウィンガーを探して』など、多くの人の目に触れたヒット作に出演した後、『運命の女』のヒロインで弾みがつき、いまでは順調な女優生活を送っているダイアン。“昔、子役として活躍した人”にも、“過去の人”にもなることなく、主役級の女優に返り咲きました。

最近は、ハリウッドに少ないと言われる、大人の女を主人公にしたドラマ(『トスカーナの休日』『理想の恋人.com』)に次々に主演。日本公開最新作は、『最後の初恋』(写真)。リチャード・ギアと共演しています。原作は、『きみに読む物語』の原作でも知られるニコラス・スパークス。美男美女の主演となると、期待も膨らみますね。彼とは『コットンクラブ』『運命の女』でも一緒に出演しています。これまでの二作とはがらりと違った、切ない大人の恋物語、どう描かれているか、ファンは気になるところでしょう。

昔から色っぽかったダイアン・レインですが、「この子が大人になったらどうなるのか」と思っていた人は多いのでは? 案外、さっぱりとした健康的な色気を持つ大人の女性になったと思いませんか?

彼女が今、返り咲いた理由は、このナチュラルなセクシーさにあると思うのです。笑うとかなり目立つ目じりや口元にシワが目立つのですが、それでもやっぱりいい女。肩の力が抜けていて、ガツガツしていない感じがとっても素敵。ナチュラル指向の時代に、整形していない(たぶん…)爽やか感のある自然の美が、見ていてとても安心なのです。リフティングやピーリング、ボトックスをやりすぎて、顔の皮が突っ張り、ロボットのようにしか見えない顔を、大画面で見るって結構恐ろしいもの。誰のこととは言いませんが。

誰だって、純愛ドラマを観ているのに、「これって、SF? もしくはホラー?」なんて、混乱などしたくはないはず。ダイアンのような、ナチュラル派女優なら、安心して夢のような恋愛の世界に身を任せられますね。

《牧口じゅん》

映画、だけではありません。 牧口じゅん

通信社勤務、映画祭事務局スタッフを経て、映画ライターに。映画専門サイト、女性誌男性誌などでコラムやインタビュー記事を執筆。旅、グルメなどカルチャー系取材多数。ドッグマッサージセラピストの資格を持ち、動物をこよなく愛する。趣味はクラシック音楽鑑賞。

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