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妻夫木聡、韓国ファン2千人に挨拶「撮影が終わったときは思わず泣いてしまった」

『ジョゼと虎と魚たち』で知られる渡辺あやの脚本を基に、日本と韓国、境遇も国籍も異なる2人の青年の交流を描いた日韓合作『ノーボーイズ、ノークライ』が、今夏公開される。これに先駆け、5月23日(土)と24日(日)の2日間にわたり、主演の妻夫木聡が韓国・ソウルで行われたプレミア試写会に出席するため、現地を訪問。10回にわたり、約2千人の観客の前で共演のハ・ジョンウと舞台挨拶を行い、ファンの熱烈な歓迎を受けた。同23日(金)には、キム・ヨンナム監督を交え記者会見が行われた。

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『ノーボーイズ、ノークライ』記者会見にて ハ・ジョンウ(左)&妻夫木聡(右)
『ノーボーイズ、ノークライ』記者会見にて ハ・ジョンウ(左)&妻夫木聡(右)
  • 『ノーボーイズ、ノークライ』記者会見にて ハ・ジョンウ(左)&妻夫木聡(右)
『ジョゼと虎と魚たち』で知られる渡辺あやの脚本を基に、日本と韓国、境遇も国籍も異なる2人の青年の交流を描いた日韓合作『ノーボーイズ、ノークライ』が、今夏公開される。これに先駆け、5月23日(土)と24日(日)の2日間にわたり、主演の妻夫木聡が韓国・ソウルで行われたプレミア試写会に出席するため、現地を訪問。10回にわたり、約2千人の観客の前で共演のハ・ジョンウと舞台挨拶を行い、ファンの熱烈な歓迎を受けた。同23日(金)には、キム・ヨンナム監督を交え記者会見が行われた。

「こんにちは、妻夫木聡と申します」と韓国語で挨拶した妻夫木さん。今回、出演にあたり韓国語を特訓したというが、「“パッチム(終声子音)”が難しいです(笑)。僕は受けの芝居が好きなので、自分のセリフだけでなく、相手のセリフや単語の意味から覚えていきました。いつも以上に時間がかかりましたが、それだけに刺激的な現場になりました」と楽しそうにふり返った。以前から夢見ていた韓国での競演を果たし、「全てが新鮮で毎日毎日楽しくて、撮影が終わってしまったときに思わず泣いてしまいましたが、それぐらい濃い毎日でした」とも。

また、共演のハ・ジョンウについては「本当の兄貴かというぐらい仲良くさせてもらっています」とウマが合った様子。「とてもストイックな部分と温かみを感じさせる演技をされるので、それが劇中の2人の関係にも深みを持たせてくれました。2人で行動を共にして、夜はお酒を飲みながら映画や役者、人生の話からくだらないことも語り合いました」と充実した日々を明かした。

そんな妻夫木さんに対し、「今回、聡という友人を得たことが一番大きな幸せでした。俳優という線を越えて、一人の人間として触れ合うことができた」と語るハ・ジョンウ。撮影は新潟でも行われたが、「初めて日本に来たときに、聡が居酒屋で待ってると聞いて、そんなところも気楽で良かったです。『ジョゼ虎』の話もしましたし、僕はあの卵焼きを食べるシーンが好きで、やってみてくれとも言ったりました。聡はとてもいい人で、ビッグスターなのに壁がない。彼の方から近づいて来てくれて、自然に関係を築くことができました」と楽しそうに2人のやり取りを話してくれた。

キム監督は、このキャスティングについて聞かれると、「ハ・ジョンウは、動きがとても素晴らしくて面白い。大きいから自然とカメラのスケールも広がっていきました。妻夫木さんは少年と大人の顔、それぞれを併せ持っています。そんな2人が化学反応を起こして、新しいものが出来上がりました」と出来栄えに自信のほどをのぞかせた。さらに「(2人が演じる)亨とヒョングを通して彼らの感情を感じてほしい。一緒に旅をする感覚で観てください」とアピールした。

そして最後に、主演2人から「日韓のエネルギーが合わさった、その熱気がみなさんに伝わればいいと思います」(ハ・ジョンウ)、「誰もが心に何らかの闇を持ってて、それを改善しようとしますが、この映画を通して『考えすぎなくていいよ、生きてること自体が幸せなことなんだ』と思ってくれたら嬉しいです」(妻夫木さん)との力強いメッセージが贈られた。

『ノーボーイズ、ノークライ』は今夏、シネマライズほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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