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『ノルウェイの森』に糸井重里、YMO細野晴臣&高橋幸宏が出演 坂本龍一は凛子絶賛

村上春樹のベストセラーを映画化した『ノルウェイの森』に、コピーライター、エッセイストなど多方面で活躍する糸井重里、日本のテクノ音楽の草分け的存在である「YMO」のメンバー、細野晴臣と高橋幸宏が出演していることが明らかになった。

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『ノルウェイの森』 -(C) 2010「ノルウェイの森」 村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン
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村上春樹のベストセラーを映画化した『ノルウェイの森』に、コピーライター、エッセイストなど多方面で活躍する糸井重里、日本のテクノ音楽の草分け的存在である「YMO」のメンバー、細野晴臣と高橋幸宏が出演していることが明らかになった。

糸井さんが主催するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」上のニュースで明らかにされたもので、糸井さんは早稲田大学の教授の役を演じており、実際の撮影も早稲田大学で行われたとのこと。糸井さんは1948年生まれで細野さんが1947年、そして高橋さんは1952年生まれということで、1960年代後半から70年代にかけて10代後半から20代の青春時代を過ごしており、映画の主人公・ワタナベ(松山ケンイチ)、そして原作者の村上さん(1949年生まれ)と同世代。糸井さんは今回の出演について「ある時代を知っていて、ある時代に移行していった人、つまり、細野さんや幸宏さんやぼくがアイコンとして映画に登場するのは、おもしろかったですね。学生時代に自分が触れてきたような“あのときの教授”を将来演じるなんてことは当時は思いもよりませんでした。学生の側にいたはずの、“恋愛をしていたか、デモをしていたか”という人間を、ギリシャ悲劇を語る人にさせる。ちょっとした入れ子構造になっています」と語っている。

細野さんはレコード店の店長、高橋さんは菊地凛子が演じる直子が療養のために暮らしている「阿美寮」の門番を演じているという。劇中の時代に登場人物たちと同様に青春を過ごし、原作が発表された80年代から第一線で活躍してきた著名人が本作に参加しているというのは興味深いところ。

つい先ごろより放送されているポッキーのCMにYMOの3人が揃って出演して話題を呼んでいるが、YMOのもうひとりのメンバーである坂本龍一は残念ながら映画には出演していない模様…。だが、完成した映画はすでに鑑賞しているようで、自身のTwitterで「菊地凛子の直子はすごいです!」と興奮気味にツイートしている。坂本さんももちろん、糸井さん、高橋さんらと同世代。余談だが、原作が刊行された1987年は坂本さんが出演し、かつ音楽を担当してアカデミー賞作曲賞を受賞した映画『ラストエンペラー』が製作、公開された年(※日本では翌年公開)でもあり、ここにも興味深い一致が…。

主演の松山ケンイチをはじめとする若き才能と時代を築いた熟年のカリスマたちがスクリーンの中でどのようなやり取りを見せるのかも楽しみだ。

『ノルウェイの森』は12月11日(土)より全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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