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『愛を歌うより俺に溺れろ!』大野いとインタビュー “王子様”女子を演じるキモチ

もしも、男子よりもカッコイイ女の子と、女子よりもカワイイ男の子が恋に落ちたら…? そんな乙女心をくすぐる恋愛を描いた新感覚ラブコメディ『愛を歌うより俺に溺れろ!』で、女子からモテモテの“王子様”お嬢高校生をキュートに演じたのが、初々しい可愛らしさで周りを笑顔にさせてくれる、大野いと。女子たちにモテる気分って? 大野さんが考える“王子様”って? 公開前に話を聞いた。

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『愛を歌うより俺に溺れろ!』 大野いと
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もしも、男子よりもカッコイイ女の子と、女子よりもカワイイ男の子が恋に落ちたら…? そんな乙女心をくすぐる恋愛を描いた新感覚ラブコメディ『愛を歌うより俺に溺れろ!』で、女子からモテモテの“王子様”お嬢高校生をキュートに演じたのが、初々しい可愛らしさで周りを笑顔にさせてくれる、大野いと。女子たちにモテる気分って? 大野さんが考える“王子様”って? 公開前に話を聞いた。

“王子様”女子を演じることへの不安

原作は、女子中高生からカリスマ的な人気を集める新條まゆによる少女コミック。デビュー作の『高校デビュー』、今年公開された『愛と誠』と漫画の世界に不思議と自然に当てはまる大野さんだが、さすがに初の男装には戸惑いもあったという。
「漫画の表紙だけを見て、(カラム扮する)秋羅が女の子で(大野さん扮する)水樹が男の子なんだなと思って読み始めたのですが、読んでみたら男女のセリフが逆転していて、これは書き間違えたんじゃないかと思ったんです! でも面白くてどんどん読んでいっちゃうような漫画でした。一方で、自分がこの中の水樹のようにかっこよく決められるのかなと思ったり、ちゃんと金髪が似合うかなとか…不安になりましたね」。

「座り方とか歩き方は男っぽくしなくてはならなくて、監督と一緒に特訓して歩き方から始めました」。長身で清涼感のある顔立ちで、まるで宝塚のトップスターのようなカリスマ性を存分に発揮している大野さんだが、役作りのキーワードはやはり“王子様”であった。
「王子様っぽく見えるように、監督がドラマの『花より男子』のF4や『のだめカンタービレ』の千秋先輩とかを参考してやれば大丈夫と言ってくださったので、改めて見直しました。前にも見たことはあったんですけど、そんなところを気にしたことがなかったので、新鮮でしたね。セリフの語尾を男っぽい口調にするのが違和感があって、そこが大変でした。私は当時高校一年生で、周りの方は20歳を超えていたので、みなさんにとても優しくしてもらいました。水樹が恋してるときは素に近い感じで演じて、ライヴのときはかっこよく決めれば大丈夫じゃない? というアドバイスをいただいたりしました」。

ちなみに、大野さんにとっての“王子様”像は? と聞くと、「自分が好きな人とは違うんですけど…」と前置きしつつ、「みんなに優しくて、悪役みたいな人にしか嫌われないというか、欠点がない。あと動きとかが爽やかな感じ!」と少し照れながら話す大野さん。そういう意味では、相手役のカラムさん(大国男児)も完璧な“王子様”と言えそうだが…?
「カラムさんは顔は可愛らしいけど紳士的なところがあって、雰囲気や仕草、性格が男らしい方で、自分も真似したいところがたくさんありました。撮影中はすごく寒くて、ジャケットを着ても寒かったんですけど、そういうときにさっと自分のジャケットを脱いで私に着させてくれたんです、毎日。お会いするまでは、気が強くてクールな方なのかなと思っていたんですが、初対面のときからすごくよく話しかけてくれて、みんなでミニゲームをしたりして和んでいる中でも、みんなから愛されるような人柄で、とっても紳士的でした」。

目の前にいる、穏やかでつい守ってあげたくなる可愛さとは逆をいく“クール”な雰囲気に自分を染めていくことに加えて、大野さんにはもう一つ、カリスマ的な人気を誇るガールズバンド「ブラウエローゼン」でギターを演奏するという課題があった。ギターの特訓には、2か月も費やしたという。
「すごく難しかったです! 周りにはギターを自分から始める子が多かったんですけど、私はそう思ったことがなかったので、手の動かし方とか大変だし大丈夫かなと思いましたが、ドレミが弾けたときは嬉しかったし、快感でした。あと、振りをかっこ良く見せた方がいいということで、ビジュアル系バンドの方の動きなども研究しました。ステージに立ったときは気持ち良かったですね! バンドをやってる方のやめられない気持ちが分かりました。女の子たちの黄色い声援を受けると、調子に乗っちゃいますよね(笑)。メンバーの方たちとは『一緒に練習してきた分思い切りやろうね、やった分だけ返ってくるから』と言い合ってました。バンドシーンは一日中ずっとやってたのですが、楽しみながらできたので、あっという間で夢中になって歌って弾いている自分がいました」。

「気が強いけど、強いだけじゃない女性に憧れる」

俳優からカラムさんを始めとするミュージシャン、さらに先輩モデルであるAKIRAさんなど、幅広いフィールドで活躍する先輩に囲まれ、女優として、またモデルとして多くの刺激を受けたという大野さん。まだまだ伸び盛り真っ只中の彼女だが、今後、挑戦してみたい役、そして目指したい女性像とは?
「まだこれという役は見つかってないんですけど、気が強いけどただ強いだけじゃなくて素敵に見える女性、魅力的だなと思える役に巡り逢いたいです。また、ドラマや映画を観ていただいた方が何か刺激されたり、感動してもらえる役がいいですね。最近、映画の『手紙』を観たんですけど、すごく伝わってくるものがあって。私もいつか誰かの人生に影響を与えられるような役に出会いたいです。憧れの女優さんは…すぐコロコロ変わってしまうんですけど(笑)、薬師丸ひろ子さんにすごく憧れています。理想的なお母さんという感じで、私も上京をしてきているので思うのか、ただその場にいるだけでお母さんの愛情が伝わってくるような気がします。そういう存在感など、薬師丸さんから教わるものがすごく多くて、私もそんな存在感の出せる女優さんになりたいなと思います。いつか、ぜひ共演してみたいです!」
《シネマカフェ編集部》

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