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女性上司としてアリ?『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』に見る「強い女性」

あなたが思い浮かべる「強い女性」像とは、どんな女性だろうか? 男性と肩を並べてバリバリ働く女性、子育てしながら働く母親…、「強い」という言葉の意味合いは人によって異なるもの。幾多の女性リーダーが誕生してきた歴史の中で、彼女こそ「強い」、さらには「怖い」女性としてその功績と失敗が語られてきた。マーガレット・サッチャー元英国首相、西洋史上初めて一国のトップに立った女性である。その知られざる素顔を描いた映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』のブルーレイ&DVDリリースに先駆けて、シネマカフェでは試写会を実施した。「強い女性という印象」を持っていた大半の人々が、本作を観て感じたこととは? はたまた、こんな女性上司はアリ? 読者たちの率直な意見をご紹介。

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『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 -(C) 2011 Pathe Productions Limited, Chanell Four Television Corporation and The British Film Institute.
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 -(C) 2011 Pathe Productions Limited, Chanell Four Television Corporation and The British Film Institute.
  • 『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 -(C) 2011 Pathe Productions Limited, Chanell Four Television Corporation and The British Film Institute.
  • 『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 -(C) 2011 Pathe Productions Limited, Chanell Four Television Corporation and The British Film Institute.
  • 『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 -(C) 2011 Pathe Productions Limited, Chanell Four Television Corporation and The British Film Institute.
  • 『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 -(C) 2011 Pathe Productions Limited, Chanell Four Television Corporation and The British Film Institute.
あなたが思い浮かべる「強い女性」像とは、どんな女性だろうか? 男性と肩を並べてバリバリ働く女性、子育てしながら働く母親…、「強い」という言葉の意味合いは人によって異なるもの。幾多の女性リーダーが誕生してきた歴史の中で、彼女こそ「強い」、さらには「怖い」女性としてその功績と失敗が語られてきた。マーガレット・サッチャー元英国首相、西洋史上初めて一国のトップに立った女性である。その知られざる素顔を描いた映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』のブルーレイ&DVDリリースに先駆けて、シネマカフェでは試写会を実施した。「強い女性という印象」を持っていた大半の人々が、本作を観て感じたこととは? はたまた、こんな女性上司はアリ? 読者たちの率直な意見をご紹介。

1979年、高い失業率と不景気に苦しむ英国で、同国初の女性首相として選ばれたマーガレット・サッチャー。その強硬な政策から<鉄の女>と呼ばれた彼女だが、2008年、娘の回顧録により認知症で苦しんでいることが明かされている。そんな彼女が政治家として身を投じる一方で、母として妻として生きた半生が本作では綴られる。

映画を観るまで、サッチャー元首相に対して抱いていた印象を尋ねると、半数以上の人が「強い政治家」と答え、<鉄の女>という愛称からの連想で「冷静、冷たい」「威厳がある」「“極”コンサバ」「仕事一筋の男性的な人」という比較的ネガティブな表現が多く寄せられていた。そんな中、映画を鑑賞した後には、7割以上の人が「イメージが変わった」と回答。彼女の政治家人生を支えた夫との物語に、「愛を感じた」「やはり愛する心は人を強くする」と夫婦の愛に心動かされた女性が多数見られ、信念を強く持ち続けたサッチャーの力の源を知り、同じ働く女性として前向きな形で刺激されたという人も。

母として妻として、幸せを求める等身大の女性として多くの共感を得られた様子のサッチャーだが、では実際に彼女のような上司がいたら? という話になるとまた別のようで…。そのままの質問を投げかけると、ほぼ同率で「良い」と「少しイヤ」に真っ二つ! 「絶対イヤ」という人はごく少数に止まったが、「良い」という回答の中にも「職場の同僚としていると大変かも…」(20代・女性)と漏らす人も。

先述のように軍の出動や人頭税の提案など強硬な政治手段で、多くの反発や批判の声を浴びることとなったサッチャー。だが一方で、戦死者の遺族に自ら手紙を書くなど、二人の子供の母親としての一面を仕事のフィールドで覗かせるエピソードも語られる。現代の社会では、仕事をしながら子育てに励む母親というのは珍しくないが、実際に母親として得た経験や心構えを仕事の場で生かす人も少なくないだろう。仕事も家庭も自分らしく、と願う多くの女性にとっての「理想的な女性」の条件とは? 質問してみると、8割以上の人が答えたのが「思いやり」であった。それに続き、約半数の人が「精神力のタフさ」と回答した。また、具体的に思い浮かべる「理想的な女性」を挙げてもらうと、「自立した」美しさをもった女性の代表として、晩年は貧困地域の救済活動に身を投じた名女優、オードリー・ヘップバーンが第1位に。続いて「タフさ、チャーミングさ、熱意を持っている印象」(20代・女性)という支持を集め、日本が誇る女優のひとり、天海祐希の名前が挙がっていた。

決して遠くの話ではなく、等身大の女性の挑戦と犠牲の物語に様々な感情を喚起される本作。劇場で見逃してしまったという方もぜひ、秋に鑑賞する一作にいかが?

『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』試写会レポート
http://blog.cinemacafe.net/preview/2012/0904_017250.html

「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 コレクターズ・エディション」 [Blu-ray]
価格:4,935円(税込)
発売中

「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 コレクターズ・エディション」 [DVD]
価格:3,990円(税込)
発売中

発売元:ギャガ/販売元:ハピネット

© 2011 Pathe Productions Limited, Chanell Four Television Corporation and The British Film Institute.
《シネマカフェ編集部》

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