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ウディ・アレン、ヴァネッサ・パラディら共演の新作がニューヨークで撮影中

『恋のロンドン狂騒曲』が12月1日(土)に日本公開予定のウディ・アレン監督が俳優として出演する『Fading Gigolo』(原題)が、ヴァネッサ・パラディやシャロン・ストーンも参加しニューヨークで撮影中だ。

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『To Rome With Love』(原題)特別試写会に出席したウディ・アレン -(C) Evan Agostini/Invision/AP/AFLO
『To Rome With Love』(原題)特別試写会に出席したウディ・アレン -(C) Evan Agostini/Invision/AP/AFLO
  • 『To Rome With Love』(原題)特別試写会に出席したウディ・アレン -(C) Evan Agostini/Invision/AP/AFLO
『恋のロンドン狂騒曲』が12月1日(土)に日本公開予定のウディ・アレン監督が俳優として出演する『Fading Gigolo』(原題)が、ヴァネッサ・パラディやシャロン・ストーンも参加しニューヨークで撮影中だ。

監督・脚本は『バートン・フィンク』('92)、『トランスフォーマー』シリーズのジョン・タトゥーロで、タトゥーロは金に困っている友人・マレーを助けるためにジゴロ稼業に乗り出す主人公も演じる。そのマレーに扮するのがアレンだ。「こういうテーマの作品はほとんどない。『真夜中のカーボーイ』('69)くらいだろう」とタトゥーロは体を売る男性について描こうと思ったきっかけを語る。「女性ばかりじゃなく、男性の話があってもいいじゃないか」。

主人公の顧客を演じるのはシャロン・ストーン、ソフィア・ヴェルガラ、そしてヴァネッサ。ほかにリーヴ・シュレイバーも出演しているという。

ちなみに、タトゥーロとアレンは同じ理髪店に通っており、理髪師を通じてタトゥーロの新作の話がアレンに伝わり、出演を快諾したという。といっても、アレンは自分の出演シーンに関しては脚本のリライトと編集を行ったそうだ。



© Evan Agostini/Invision/AP/AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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