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ずぶ濡れの加瀬亮、苦悶の表情にドキドキ…『はじまりのみち』特報解禁

『二十四の瞳』や『楢山節考』など数々のヒット作を生み出し、盟友・黒澤明監督と共に、日本映画の一時代を築いき上げた名監督・木下惠介その人を…

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『はじまりのみち』 -(C) (C) 2013「はじまりのみち」製作委員会
『はじまりのみち』 -(C) (C) 2013「はじまりのみち」製作委員会
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『二十四の瞳』や『楢山節考』など数々のヒット作を生み出し、盟友・黒澤明監督と共に、日本映画の一時代を築き上げた名監督・木下惠介その人を、加瀬亮が演じることで話題の『はじまりのみち』。このほど雨でずぶ濡れとなった加瀬さんが印象的な、本作の特報映像が解禁となった。

戦時下、政府から戦意高揚の国策映画づくりが要求された時代。木下惠介(加瀬さん)が昭和19年に手がけた『陸軍』は、その役割を果たしていないとして、当局から睨まれ、次回作の製作も中止されられてしまう。すっかり嫌気が差した木下は松竹に辞表を提出し、脳いっ血で倒れた母・たま(田中裕子)が療養している浜松市の気賀に向かう。失意の中、たまに「これからは木下惠介から木下正吉に戻る」と告げる惠介。戦局はいよいよ悪化の一途をたどり、気賀も安心できる地ではなくなり…。

1998年、86歳で逝去した木下監督が、2012年12月5日に生誕100年を迎えたことを記念して製作されたこの『はじまりのみち』。さらに、カンヌ国際映画祭(クラシック部門)、ヴェネチア国際映画祭(クラシック部門)に続き、来年2月から開催されるベルリン国際映画祭のフォーラム部門でも5作品の出品が決定するなど、木下監督作品を改めて見直す世界的な動きも活発化しているようだ。

戦中、木下監督が病に倒れた母を疎開させるために2台のリヤカーを引き、兄・敏三(ユースケ・サンタマリア)と便利屋(濱田岳)と3人で山越えしたという実話を軸に描かれるが、今回解禁となった特報映像ではまさにその山越えのシーンが映し出される。雨でずぶ濡れとなった加瀬さんは、田中さん演じる母・たまの重みと映画を愛するが故に時代に抗うことへの重圧に押しつぶされまいと、懸命に耐えるような表情を浮かべている。

昨年の11月29日にクランクアップを迎え、今年2月に完成を予定しているという本作。当時の木下監督、そして映画界の大先輩を演じた加瀬さんの胸の内も気になるところだ。まずは、乙女心をギュっと掴む加瀬さんの苦悶の表情をこちらの映像から味わってみて。

『はじまりのみち』は6月1日(土)より全国にて公開。

※こちらの特別映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。


(C) 2013「はじまりのみち」製作委員会
《シネマカフェ編集部》

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