マリリン・マンソンが「イヴ・サンローラン」の新作メンズウェア・ラインの顔に抜擢された。マンソンは、すでに始まっている同ブランドの新作コレクションのキャンペーン向けの広告塔としてクリエイティブ・ディレクターのエディ・スリマンから直々に選ばれたようだ。今回公表された広告写真では、マンソンはブラックのレザージャケットを羽織り、アイライナーと口紅できめた姿を披露しており、写真家としても活躍するエディによって撮影されている。マンソンの前には、ヴォーグ誌の表紙も飾ったこともあるエディ・キャンベルやアンニャ・ルービックなどがイヴ・サンローランの広告塔を務めている。また、同じくミュージシャンのベックも同ブランドの2013年春/夏メンズウェア・コレクションでキャンペーンの顔に起用されていた。ディタ・フォン・ティースとの結婚歴もあるマンソンにとって、ファッション・ブランドの広告塔を務めるのは今回が初めてだ。そんなディタは以前、自身がデザインしたランジェリーのキャットウォークに起用したモデルについて、「私はあらゆるタイプの女の子や、より官能的な子を見せたかったの。モデルを選考から落とした時の理由はほとんど、やせ過ぎってことだったの」「モデル選考では、やせ過ぎの子をたくさん落としたわ。多分12人は落としたわね」と話していた。(C) Getty Images