※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

園子温監督からの絶賛コメントも!不朽の名作『禁じられた遊び』がブルーレイで再誕

映画史に名を残す傑作をブルーレイでリリースする〈シネフィル・イマジカ レーベル〉から、新たに、本邦初公開の特典映像を収録した『禁じられた遊び』と、ジャン=リュック・ゴダール監督の人気作『女は女である』『女と男のいる舗道』の3作がリリース。

最新ニュース スクープ
注目記事
左から『禁じられた遊び』&『女と男のいる舗道』&『女は女である』/各ジャケット写真
左から『禁じられた遊び』&『女と男のいる舗道』&『女は女である』/各ジャケット写真
  • 左から『禁じられた遊び』&『女と男のいる舗道』&『女は女である』/各ジャケット写真
  • 『禁じられた遊び』/ジャケット写真
  • 『女と男のいる舗道』/ジャケット写真
  • 『女は女である』/ジャケット写真
映画史に名を残す傑作をブルーレイで美しく蘇らせる「シネフィル・イマジカ レーベル」シリーズから、新たに本邦初公開の特典映像を収録した『禁じられた遊び』と、ジャン=リュック・ゴダール監督の人気作『女は女である』、『女と男のいる舗道』の3作がリリースされることが決定。往年の名作が高画質・高音質のブルーレイで蘇ることになった。

「シネフィル・イマジカ レーベル」は、各作品の映画フィルムから作られたHDマスターのうち、現存する最良の素材を選択してブルーレイ化。本編音声は世界的エンジニアがリマスタリングを行い、かつてない高音質化を実現した、映画ファン垂涎のシリーズだ。

中でも、ナルシソ・イエペスの哀しいギターの調べでも知られる『禁じられた遊び』は、戦争によって両親を亡くした少女・ポレット(ブリジット・フォッセー)と農家の息子・ミシェル(ジョルジュ・プージュリー)の出会いと別れを描き、戦争が生み出す不条理な死をファンタジーに置き換えて受け止めようとする純真無垢な子どもたちに、世界中の観客が涙した名画中の名画。

今回のブルーレイには、これまで知られていなかった“幻”の別オープニングとエンディングを特典映像として収録。その中では、主人公を演じたブリジットとジョルジュが、戦後に何不自由なく生きる、まったく別の少年少女に扮している。2人が平和な庭園で本を開くと、おなじみの物語『禁じられた遊び』が始まる、というのがオープニング。そしてエンディングでは、哀しいストーリーの結末に泣き出してしまった少女を見るに見かねた少年が、その続きを語り出す…という展開になっている。

この別オープニングとエンディングのついたバージョンが実際に上映された記録はないが、単なる撮影素材のみならず、音声も付いた状態できちんと完成されていたことは驚きの新事実! 今回のブルーレイ化に合わせて、初めて日本でお披露目されることになった。

さらに、封入ブックレットの解説は、『愛のむきだし』『ヒミズ』『希望の国』など数々の話題作で今、国内外から熱い視線を集める映画監督・園子温が、愛情たっぷりに5,000字を書き下ろし。本作に「素晴らしい作品」と賛辞を惜しまない園監督は、これまでの「反戦映画などという退屈なレッテルも引っこ抜き、感動的な子どものメロドラマという騙しも引っこ抜き、今回、新しい映画の誕生として、この2人のパラダイスを見つめてみたい」と、改めてこの作品の魅力を見つめ直すことを問う、入魂の文章を記している。

園監督が「世界の不条理に巻き込まれていく平凡な人間たちの、普遍的な、残酷物語だ」と語るように、おそらく現代に蔓延する不条理さとも共通項を見い出せる本作。いま新たに蘇った不朽の名作を、あなたもその目で確かめてみて。

「シネフィル・イマジカ レーベル」新作
・『禁じられた遊び』
・『女は女である』
・『女と男のいる舗道』

価格:各5,040円(税込)
発売元:IMAGICA TV
販売元:角川書店
《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top