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上戸彩、「半沢直樹」の次は映画『おしん』で感動を「倍返し!」

TV史に残る国民的ドラマを映画化した『おしん』が完成し、9月24日(火)に記者会見が開かれた。おしん役の濱田ここねを始め、上戸彩、稲垣吾郎にかつてのドラマに出演した泉ピン子らが出席したが、原作者の橋田壽賀子は腰痛のため欠席となった。

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上戸彩&濱田ここね&泉ピン子/『おしん』完成披露会見
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TV史に残る国民的ドラマを映画化した『おしん』が完成し、9月24日(火)に記者会見が開かれた。おしん役の濱田ここねを始め、上戸彩、稲垣吾郎にかつてのドラマに出演した泉ピン子らが出席したが、原作者の橋田壽賀子は腰痛のため欠席となった。

NHKの連続テレビ小説として放送され、62.9%という視聴率を叩き出した伝説的ドラマを30年の時を経て映画化。農村の家庭に生まれ、口べらしのために幼くして両親と離れて奉公に出された少女・おしんの、忍耐と努力を重ねた壮絶な人生を描き出す。

約2,500人の中からおしん役を射止めたここねちゃんは「よろしくおねげえするっす!」と山形弁でキュートに挨拶。映画が完成し「すごく嬉しいです、ぜひみなさんに観てほしいです」と大人顔負けのしっかりした口調でアピール。母親役を演じた上戸さんについては「優しくしてくれました」とニッコリ。

さらに「優しくしてくれた分、倍返ししたい!」と、「おしん」までとはいかなかったが、今世紀最高の高視聴率を記録したドラマ「半沢直樹」の決めゼリフで会場を沸かせる。上戸さんの「何か打ち合わせしたの?」という言葉に、「ちょっとだけ」とハニかんだ。

上戸さんは、30年前のドラマでピン子さんが演じた母・ふじを熱演。「やって良かったのかは、ご覧になったみなさんが決めることなので、いまもプレッシャーはあります」と大役を演じての偽らざる心境を明かしつつも、「ピン子さんが演じたふじとはまた違うものを演じることができたと思う」としっかりとした口調で自分なりの手応えを明かす。

上戸さんは先述の「半沢直樹」で堺雅人演じる主人公・半沢の妻・花を演じたが、本作でも「感動を倍返しできそう?」という問いかけに、「はい、倍返しで!」と即答し笑いを誘った。

稲垣さんはおしんの父親を演じたが、TV版では伊東四朗が演じた役とあって「四朗さんから吾郎さんが引き継いだということで」と笑いを誘う。ビジュアル面でもスタイリッシュなジャニーズ・アイドルとは思えないような大変身を遂げているが、「トレードマークの前髪がない自分は自分じゃないみたいですが、吹っ切れました。上戸さんにも『こっちがいい』と言われまして…。この30年、何やっていたんだろう(苦笑)?」と苦悩を明かす。

この日の軽妙なやりとりとは裏腹に、演じたおしんの父親は、愛情を表に出さず厳しい態度でおしんに接する男。「この時代、一家を支えるのは父親の役目。不器用な愛情表現しかできない男であり、こういう役は初めて。こういう人たちがいて、いまの日本があるんだなと感じています」と当時の価値観を踏まえた上で、日本の礎を築いた明治時代の人々に思いを馳せる。

そしてピン子さんは本作では、おしんの良き理解者となる米問屋の女主人を演じている。30年の時を経て新たに生み出された『おしん』について、「いい意味で別の『おしん』になっている」と語り、稲垣さんの髪型に関しても「似合ってるよ(笑)」と太鼓判。なぜ世代を超えて『おしん』が愛され続けるのか? という問いに対し「親の愛情とか尽くす気持ちは、普遍的でいつの時代も変わらないもの」と説いた。

歴代No.1視聴率を誇る「おしん」の人気の立役者の生き証人として、ピン子さんも「半沢直樹」に言及。「“倍返し”が終わっちゃってショックです。もし男優なら、ああいう役をやってみたい。私の目が黒いうちに、続編と映画を作ってほしい」と熱いエールを送っていた。

『おしん』は10月12日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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