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【女子旅】ニュージーランドのカルチャー都市で味わう、映画とカフェ文化

Vol.2では、ハリウッドに続く映画都市“ウェリウッド”としても知られる、ニュージーランド(NZ)のカルチャー中心地、ウェリントン。様々な文化が交差し、ボヘミアンムード漂う街中や…

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WETA Workshop近くの「Roxy Cinema」
WETA Workshop近くの「Roxy Cinema」
  • WETA Workshop近くの「Roxy Cinema」
  • 元銀行の建物を利用しているレストラン「Logan-Brown」
  • ハリウッドスター御用達のカフェ「Floriditas」
  • 「Floriditas」外観
  • ウェリントン発祥の「Mojo Coffee」
  • 「Mojo Coffee」のフラット・ホワイト(NZでポピュラーなエスプレッソベースのコーヒー)
  • キューバ・ストリートのランドマーク的存在である噴水
  • ウェリントンでは街中でもアートに遭遇
Vol.2では、ハリウッドに続く映画都市“ウェリウッド”としても知られる、ニュージーランド(NZ)のカルチャー中心地、ウェリントン。様々な文化が交差し、ボヘミアンムード漂う街中や、市民に愛されるカフェ文化を探ります。

■カフェ文化とグルメな街歩き

ニュージーランドの首都ウェリントンは、一人あたりのカフェ数が世界一と言われるほどのカフェ天国ということをご存じ? きらめくハーバーと緑豊かな丘陵地帯に囲まれた街の中にはたくさんのカフェスポットが点在し、馴染みの喫茶店で憩いの時間を過ごすのが市民たちの日常だ。

ウェリントンのカフェは、いわゆるコーヒーチェーン店ではなく、一軒一軒個性豊かな店構えでそれぞれにオリジナリティあふれるコーヒーを提供してくれる。ローカルな喫茶店は観光客にとっては敷居が高くない? と思う人もいるかもしれないが、ニュージーランドの人々は、いつだってとてもフレンドリーだから安心。誰もが気軽に立ち寄って市民に交じれる居心地の良さがこの街のいいところ。

ウェリントンにはカフェ以外にも個性的なレストランが多く、食べ歩きをするのも楽しい。たとえばキューバ・ストリート沿いにある「Logan-Brown(ローガン・ブラウン)」は、元銀行の建物だったものをレストランにリフォームしたため、重厚で上品な外観と内装のなか、NZ料理とワインのマリアージュを愉しめる。

同じくキューバ・ストリートにある「The Matterhorn(マッターホーン)」は、地元のグルメ雑誌でNZのベストレストランにも選出されている。また西洋的レトロなムード漂うカフェ「Floriditas(フロリディタス)」では、エッグベネディクトやスクランブルエッグなどの軽食と共にこの店ならではの美味しいコーヒーを振る舞ってくれる。映画撮影のためにウェリントンにやってくるハリウッドスターも御用達だとか。

ニュージーランド人のライフスタイルに根付いたカフェ文化は、いまや世界へ飛び出し、2012年には日本にも初上陸を果たした。ここウェリントンで生まれたプレミアムコーヒーの「Mojo Coffee(モジョ・コーヒー)」だ。お洒落で小粋なイラストのパッケージと香り高いコーヒーの香りは、カフェを愛するNZの人々のライフスタイルのエッセンスを世界中に伝えている。

■映画ファン必見のカルチャースポット

カフェ文化のほかにもうひとつ忘れてはならないのが、シネマカルチャーの存在だ。ウェリントンを訪れたら、クリエイティビティあふれるシネマカルチャースポットは必見。

映画『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』の監督でも知られるピーター・ジャクソンが経営する製作会社「WETA」の 「WETA WorkShop(ウェタ・ワークショップ)」と隣接する「WETA Cave(ウェタ・ケーブ)」では、映画ファンのための映画関連のアートワークの展示やグッズ販売、クリエイターたちと交流できるツアーも体験でき、ロード・オブ・ザ・リングやホビットファンのメッカになっている。ウェリントンを訪れたなら、ぜひ映画制作現場のリアルな一面に触れてみて欲しい。

さらにピーター・ジャクソンと映画制作関係者らが所有する映画館「Roxy Cinema(ロキシー シネマ)」は、昔ながらの趣ある建物を改装し、アールデコ全盛期のスタイルと20世紀の最先端の技術が融合したユニークな劇場体験が楽しめるスポット。

WETAで制作された作品だけでなく、3D最新作からハリウッド黄金期の名作まで上映されている。1階には、WETAが内装を手がけたレストランとバーカウンターがあり、「Mojo Coffee」や、地元の食材を使った食事やティータイムを楽しめる。

■映画人も御用達! アートなホテル

ウェリントンのケーブル・ストリートの海岸沿いには、NZの国立博物館「テ・パパ・トンガレワ」があり、年間100~130万人が訪れる観光スポットになっている。“テ・パパ”はNZの先住民マオリ族の言葉で「この土地の宝のある場所」という意味。建物内は、ニュージーランドの文化や環境に関する展示や喫茶店、スーベニアショップなどがあり、入場無料で開放されている。

博物館から目と鼻の先にあるモダンアートで彩られたエレガントな館内でくつろげる「Museum Hotel」は、ウェリントンで人気ナンバーワンホテル。海外から映画撮影のためにウェリントンに滞在する映画スタッフやキャストたちもここの常連だという。広々とした客室には、簡易キッチン付きのルームもあり、ロングステイにもぴったり。館内にはレストラン&バー「Hippopotamus(ヒポポタマス)」があり、眼前に広がるウォーターフロントの景色を眺めながら、洗練された都会的なウェリントンのフレンチを堪能できる。

近隣にはオーガニック専門店「コモンセンス・オーガニックス」があるので、ヘルシー食材を買ってきて、自分で調理することも可能。健康志向が高く、ナチュラルなライフスタイルが根付いているニュージーランドならではの食文化に触れるだけでも刺激になる。

オーガニックマーケットには、生鮮食材はもちろん、コスメ、スキンケア、ベビー服まで、さまざまなヘルシーアイテムが見つかるので、お土産探しにおすすめ。また日曜日の午前中は、海沿いのエリアでシティ・マーケットが開かれ、地元の食材とワイン市場はたくさんのひとで賑わう。

カフェ文化、シネマスポット、アート、そしてオーガニックな食文化。オークランドとは一味違う、文化都市ウェリントンならではのステイを自分なりにエンジョイしてみたい。
《text:Miwa Ogata》

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