関東地方が梅雨入りしました。昔は雨は苦手だったのですが、最近は少し好きになってきました。特に緑多いところの雨は大好きです。雨の音が沁みこむ感じが良いんです。雨といわれて思いつく映画は『セブン』(96年)ですかね。大学生で観た時は内容もさることながら、映画の中で延々と降り続ける雨が印象的で観終わったあともモヤモヤして心が晴れませんでした。(エンディングの後味もありましたが…)新入社員のときにフィルムで見せてもらった黒澤明の『七人の侍』。これもラストの戦闘シーンの雨はスゴかったです。映画のクライマックスとも相俟って、豪雨というのはこういうことだなと。あとで聞いた話ですが、この時の雨は通常の雨ふらしのときよりも水の出る穴を大きくしてジャンジャン降らせていたそうです。さすがですね。見事な豪雨でした。あとは『雨に唄えば』。ま、これは言わずもがなですね。晴耕雨観。雨の日は家でDVDを観るというのもいいのではないでしょうか。【2014.6.6】