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宮沢りえの美しき“堕落”を彩る楽曲 『紙の月』主題歌に「Femme Fatale」

宮沢りえを主演に迎え、直木賞作家・角田光代の同名ベストセラー小説を、『桐島、部活やめるってよ』の鬼才・吉田大八監督が映画化した『紙の月』。このほど、本作の主題歌が…

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宮沢りえ・主演『紙の月』主題歌に決定した、「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ」の「Femme Fatale(邦題「宿命の女」)」/(C) 「紙の月」製作委員会
宮沢りえ・主演『紙の月』主題歌に決定した、「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ」の「Femme Fatale(邦題「宿命の女」)」/(C) 「紙の月」製作委員会
  • 宮沢りえ・主演『紙の月』主題歌に決定した、「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ」の「Femme Fatale(邦題「宿命の女」)」/(C) 「紙の月」製作委員会
  • 大島優子&宮沢りえ/『紙の月』-(C) 「紙の月」製作委員会
  • 『紙の月』ポスタービジュアル-(C) 「紙の月」製作委員会
  • ヴェルヴェット・アンダーグラウンド/Words & Music By Lou Reed/(C) Oakfield Avenue Music Ltd./Licensed by EMI Music Publishing Japan Ltd.
  • 『紙の月』-(C) 「紙の月」製作委員会
  • 宮沢りえ&池松壮亮&田辺誠一&近藤芳正&石橋蓮司&小林聡美/映画『紙の月』
宮沢りえを主演に迎え、直木賞作家・角田光代の同名ベストセラー小説を、『桐島、部活やめるってよ』の鬼才・吉田大八監督が映画化した『紙の月』。このほど、本作の主題歌が、「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ」の「Femme Fatale(邦題「宿命の女」)」に決定した。

物語の舞台は、バブル崩壊直後の1994年。わかば銀行の契約社員として働く、平凡な主婦・梅澤梨花(宮沢りえ)。上司や顧客からの信頼も厚く、何不自由ない生活を送っているように見えた梨花だったが、自分への関心が薄い夫(田辺誠一)との間には見えない溝ができ始めていた。

そんなある日、梨花は年下の大学生・光太(池松壮亮)と出会い、やがて2人は男女の関係になる。光太と過ごすうち、ついに顧客のお金に手をつけてしまう梨花。高価な買い物や高級な食事、ホテルのスイートでの連泊を重ねるうち、やがて金銭感覚と日常が少しずつ歪み出し、最初は1万円に過ぎなかった横領が、次第にエスカレートしていく…。

ひとりの平凡な女性が、聖と悪の両面を心の内に抱えながら巨額の横領事件をきっかけに堕ちていく様を描いた本作。今回発表された、主題歌「Femme Fatale」は、1965年に結成され、多くのアーティストに影響を及ぼした伝説的なアメリカのロック・バンド「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」に、アンディ・ウォーホルの提言によって、ドイツ生まれの女優・モデルでもあるニコがリード・ヴォーカルとして参加し制作された名曲。

本作のプロデューサーを務める、配給元・松竹の池田史嗣氏は「まさか、本当に使用許諾が下りるとは思っていませんでした」と今回の発表を喜ぶ。

「ヴェルヴェッツはまさにロック界のレジェンド、後世への影響力は『ビートルズ』に匹敵するバンドで、日本映画での使用が認められたことを光栄に思うと同時に、古今東西あらゆる楽曲の中でこの作品に一番相応しい最高の曲を得たこと、吉田大八監督とともに狂喜しています。世界的に有名なバナナのアルバムジャケットに象徴されるアンディ・ウォーホルの独創的なプロデュース、 昨年急逝した至高の天才、ルー・リードによる浮遊感あふれるサウンド、そして“退廃の女王”ニコの気怠くも耳から離れない魅惑的なボーカル。『Femme Fatale』は全てが伝説的で、危険なほどに美しい歌です」と、我が意を得たりといった興奮ぶりだ。

さらに、「それが、宮沢りえさんが圧巻の演技で憑依した本作の主人公・梨花が迎える衝撃的なラストと完璧に合致し、単なる犯罪者であるはずの彼女が曲名の通り誰よりも美しい『宿命の女』に昇華する、映画ならではの刺激的なエンディング。ぜひ、劇場で体感してください」とのコメントも。

また本作の音楽担当には、海外アーティストのオープニング・アクトやリミックスを手掛け「little moa」と、広告・劇伴音楽など幅広い活躍をみせる小野雄紀、山口龍夫が参加しており、宮沢さん演じる“堕落”を美しく彩るようだ。

「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ」はユニバーサル ミュージックより発売中。

『紙の月』は11月15日(土)より全国にて公開。

Words & Music By Lou Reed
(C) Oakfield Avenue Music Ltd.
Licensed by EMI Music Publishing Japan Ltd.
《シネマカフェ編集部》

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