ドラマは、時間を戻ることができる不思議なタクシー“選TAXI”の運転手・枝分（竹野内豊）と乗客が出会い、乗客が料金を支払って自身の望む「過去の分岐点」へと運んでもらうことで、再び人生の岐路を選択していく姿を描く。毎話オムニバス形式で描かれ、普段は芸人として活躍するバカリズムが、初めて連続ドラマの脚本を手掛けることでも話題となっている。
今回、イベントが行われたのは、カフェ「choice」の撮影現場。この日の撮影シーンには、お客の誕生日をサプライズで祝う場面が含まれており、現場には撮影用のケーキやバースデーソングも用意され、さらなるサプライズを仕掛けるには良いムード。そんな中、同時にカフェセットの裏には、清野のために「選TAXI」のイラストプリントチョコが付いた特製バースデーケーキや、花束、プレゼントが密かに運び込まれていた。
そこに竹野内、迫田店長役のバカリズム、店員・宇佐見夏希役の南沢奈央、常連客・標道雄役の升毅がセットに入り、最後に何も知らない清野がスタジオセットに登場し、いつも通りにドラマのリハーサルを開始。バカリズムがケーキを運ぶ段取りを行い、南沢と升もクラッカーを鳴らす準備。もちろん清野も“お祝いする側”におり、通常と変わらない進行で撮影が進んでいく。しかし、「もう一度リハーサルします」という助監督の一声でセットが突然暗転。先ほどはケーキを運ぶ振りだけだったバカリズムが、20本のロウソクが灯る特大ケーキを運んで登場。「清野さん、おめでとう！」と、全員でハッピーバースデーの歌を合唱した。
サプライズする側として準備をしていた清野は、まさかの“逆サプライズ”に驚きのあまり声が出ず、バカリズムから「びっくりしすぎて、反応が薄っ！」とすかさずツッコミを入れられ、「ケーキ、結構重いのよ、ロウソク吹き消して！」と言われてあわてて火を吹き消し、やっとのことで、「ありがとうございます！ 20歳になります！ もっと演技を勉強してたくさんの作品に出たいです！」と抱負を語った。竹野内からも「おめでとうございます！」と花束を贈られ、にっこりと笑顔を見せて、カフェメンバー全員で記念撮影を行った。
■『素敵な選TAXI』
2014年10月14日（火）スタート （関西テレビ・フジテレビ系列）
毎週火曜22:00～（初回15分拡大）
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