※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

「ジジイ」は魅力的な褒め言葉? 司会者の連呼に北野武監督らも笑い

北野武監督最新作『龍三と七人の子分たち』が4月25日(土)に公開を迎え、北野監督に主演の藤竜也をはじめ、近藤正臣、中尾彬、安田顕が舞台挨拶に登壇した。

最新ニュース レポート
注目記事
北野武監督、藤竜也、近藤正臣、中尾彬、安田顕/『龍三と七人の子分たち』初日舞台挨拶
北野武監督、藤竜也、近藤正臣、中尾彬、安田顕/『龍三と七人の子分たち』初日舞台挨拶
  • 北野武監督、藤竜也、近藤正臣、中尾彬、安田顕/『龍三と七人の子分たち』初日舞台挨拶
  • 安田顕、藤竜也、北野武監督/『龍三と七人の子分たち』初日舞台挨拶
  • 安田顕/『龍三と七人の子分たち』初日舞台挨拶
  • 安田顕、藤竜也、北野武監督、近藤正臣/『龍三と七人の子分たち』初日舞台挨拶
  • 北野武監督/『龍三と七人の子分たち』初日舞台挨拶
  • 近藤正臣/『龍三と七人の子分たち』初日舞台挨拶
  • 北野武監督/『龍三と七人の子分たち』初日舞台挨拶
  • 藤竜也/『龍三と七人の子分たち』初日舞台挨拶
北野武監督最新作『龍三と七人の子分たち』が4月25日(土)に公開を迎え、北野監督に主演の藤竜也をはじめ、近藤正臣、中尾彬、安田顕が舞台挨拶に登壇した。

『アウトレイジ』『アウトレイジ ビヨンド』が大ヒットを記録した北野監督だが、この前2作とは打って変わって、(元)ヤクザを扱いつつも笑いを前面に打ち出した本作。かつてはヤクザの大親分だった龍三とその子分たちが、オレオレ詐欺に遭遇したことをきっかけに、幅を利かせる元暴走族の若僧たちをとっちめるべく再び“組”を結成するが…。

登壇陣は、一人ずつ名前をアナウンスされてステージに姿を見せたが、藤さんはサングラスをかけて登場。「別に目が悪くなったわけではありません。映画の気分で出てきました」と語り、喝采を浴びた。

撮影時のメインキャストの平均年齢72歳超ということで「『来年の公開まで頑張ろうな』って言葉を交わした」(藤さん)とのことだが、無事、封切りの日を迎えた。近藤さんが「おれは大丈夫だと思ってた」と言えば、中尾さんも「おれも大丈夫だったね」とニヤリ。「ジジイって強いよ」と近藤さんは豪快に笑う。

この日は、女性司会者が北野監督をはじめ高齢出演者に対し「ジジイ」という言葉を連発! 登壇陣の中で最年少の安田さんは「撮影中は『ジジイ!』って言ってましたが、こうして横に立つと言葉が出てこないです」と恐縮する中で、平然と「ジジイ」を繰り返す司会者に会場は爆笑! 中尾さんも思わず「ジジイって響きが魅力的になってきたね」と楽しそうに微笑んでいた。ちなみにこの“ジジイ”たちの撮影現場での会話は「昔話か年金、病気の話ばかり」(中尾さん)、「芝居の話はなかった」(近藤さん)とのこと…。

この日も、登壇前に舞台袖で、朝何時に起きるかという話で盛り上がっていたそうで、藤さんは「3時半です。(夜の)8時には寝るからね。(夜は)飲まない。昼間飲んでます」と明かす。近藤さんは「おれは寝てていいなら昼間で寝てるよ」と語るが、これに例の女性司会者が「長生きの秘訣はマイペースですね」と言うと「そんなに生きてねーよ(笑)!!」と怒りまじりに返し、会場を再び笑いに包まれた。

北野監督は改めて本作について、あえてコメディアンや芸人を起用せず、目先の笑いではなく芝居や設定で笑いを生んでいることに触れ「やっぱり日本の役者は上手い! 普段、お笑いをやらない人でこれだけ笑わせられるってすごいこと。感謝してます」と驚嘆と感謝を口にし、会場からは温かい拍手がわき起こった。

『龍三と七人の子分たち』は公開中。
《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top