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「アンダーウェア」から見るイマドキ女子の“勝負下着”の定義

世界50か国以上、会員数約6,500万人、アメリカでは全世帯の1/4が利用しているという世界最大級のオンラインストリーミングブランド“Netflix(ネットフリックス)”。日本でもそのサービスがついにスタートしました。

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「アンダーウェア」- (C) フジテレビ
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世界50か国以上、会員数約6,500万人、アメリカでは全世帯の1/4が利用しているという世界最大級のオンラインストリーミングブランド“Netflix(ネットフリックス)”。日本でもそのサービスがついにスタートしました。

似たようなサービスは他にもいろいろありますが、Netflixの何がいいって──映画だけでなく、観られるオリジナルドラマのクオリティが高いことです。 たとえば、マーベル・コミック原作のヒーロードラマ「デアデビル」、映画『マトリックス』の監督であるウォシャウスキー姉弟監督によるSFドラマ「センス8」など、数々のオリジナルドラマを制作&配信し、いずれもクオリティが高い、高すぎるんです! 1本のドラマに映画と同じくらいの制作費をかけているそうなので、クオリティが高いのも納得ですね。

そのオリジナルドラマのひとつとして話題を集めているのが日本のローカルコンテンツ、桐谷美玲さん主演の「アンダーウェア」(フジテレビ制作)です。タイトル通り、アンダーウェア=大人の女性にとって欠かせないデイリーアイテム“下着”のお話。ファションにまったく興味のない田舎娘の繭子(桐谷美玲)が、なぜか銀座の高級ランジェリーメーカー「Emotion(エモーション)」に就職してしまい、社長の南上(大地真央)とぶつかり合いながら、かけがえのないパートナーとなっていくドラマです。

今回は、20~30代の女性10名に集まってもらい「アンダーウェア」の1~2話を鑑賞後、座談会を開催。ドラマについてはもちろん、実はなかなか他人には聞けない下着について語ってもらいました。

まず、1~2話を見た感想としては「面白かった! 3話が気になって仕方ない!」「繭子と同じで下着は実用的なもの重視だったけど、南上社長の“美”についての言葉が胸に刺さった」「下着の概念が変わった」「美しさの基準について考えた」など、多くの参加者がドラマに影響を受けていました。また、「Emotion」のランジェリーはオーダーメイドで上下セット10万近いお値段。その破格の金額にみなさん、ただただびっくり! 聞いてみると、ふだん下着にかけるお金は1セット3,000~5,000円、勝負下着の場合は5,000~10,000円という人がほとんどでした。

しかし! オーダーメイドで高いから私には縁が無い…とは思わせないのがこの「アンダーウェア」の面白さです。美しさとは何なのか、プロフェッショナルとはどういうことか、下着を通じて女性の生き方を描いているから面白い。ドラマの感想のなかには「女同士の闘いとかいじめとかドロドロしたドラマなのかと思ったらそうではなくて、ヒロインの繭子が社長にぶつかっていきながら成長していくドラマのような気がした。そこが気に入った」という意見に、みなさん大きくうなずいていました。

座談会のなかでとりわけ盛り上がったのは「勝負下着って何?」「買い替えや捨てるタイミングは?」「フィッティングしてから買う?」という話題。ちなみに、座談会メンバーにとっての勝負下着の定義は──

「男性に見せるとき用の下着(いわゆるデート用)」
「今日は絶対にいい日にしたい! という特別なときにつける」
「洋服も靴も鞄も何もかもお気に入りでコーディネイトした日は下着も一番お気に入りを選ぶ」
「誰にも見せないけど、つけると気持ちがキラキラする下着が勝負下着」
「自分にとっての一番のお気に入りが勝負下着」

世間一般的にデート用というイメージが強いのかなと思っていましたが、実際は自分自身を輝かせるため、元気をチャージするためという人が多く、その考え方は「アンダーウェア」にも描かれていること。このドラマが女性の共感を得ているのはそういうことなのかと、納得です。ほかには「手洗いではなく洗濯機で洗う」は全員一致。フィッティングについては「できれば見られたくないし触れられたくない…」という人が多かったのですが、ドラマの南上社長のフィッティング技術を見て「値段はさておき、Emotionのようなランジェリー店なら行ってみたいし、フィッティングしてみたいと思った」「自分の身体にぴったり合うブラが欲しくなった」という意見も全員一致。これだけ女性の心を動かすってすごいです。

ファッションに全く興味のないヒロインを中心に、美とは何か、仕事とは何か、夢とは何かを描くドラマ『アンダーウェア』。これまであまり語られることのなかったランジェリー業界の裏側も興味深く、トップ下着メーカーが全面協力していることもあり、毎回登場するランジェリーにも目を奪われます。

「アンダーウェア」はNetflixにて独占プレミア配信中。
《text:Rie Shintani》

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