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第88回アカデミー賞ノミネーション発表!『思い出のマーニー』が長編アニメ部門に

2月28日(現地時間)に開催される第88回アカデミー賞のノミネートが14日に発表…

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『思い出のマーニー』新ポスター-(C) 2014 GNDHDDTK
『思い出のマーニー』新ポスター-(C) 2014 GNDHDDTK
  • 『思い出のマーニー』新ポスター-(C) 2014 GNDHDDTK
  • 『レヴェナント:蘇えりし者』(C)2015 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
  • 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』ポスタービジュアル (C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
  • 『ブリッジ・オブ・スパイ』-(C) Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co., LLC. Not for sale or duplication.
  • 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
  • 『オデッセイ』 ー(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
  • 『ルーム』 (c)ElementPictures/RoomProductionsInc/ChannelFourTelevisionCorporation2015
  • 『キャロル』(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014  ALL RIGHTS RESERVED
2月28日(現地時間)に開催される第88回アカデミー賞のノミネートが14日に発表。『レヴェナント:蘇えりし者』が最多12部門で候補になり、ジブリ『思い出のマーニー』が長編アニメーション部門で候補になった。

前哨戦の目玉の1つ、ゴールデン・グローブ賞(以下、GG賞)で作品賞など最多3部門を受賞した『レヴェナント:蘇えりし者』は作品、監督、主演男優、撮影など12部門にノミネート。GG賞ドラマ部門で主演男優賞を受賞したレオナルド・ディカプリオは、5度目のオスカー・ノミネートでついに悲願の受賞が叶うかが注目されている。

次いで、作品、監督、撮影など10部門で候補になったのは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。GG賞ではミュージカル/コメディ部門で作品賞、男優賞を受賞した『オデッセイ』は作品、主演男優、脚色など7部門で候補になった。

批評家からの人気が高く、賞レースで健闘しながらもGG賞では無冠に終わった『スポットライト 世紀のスクープ』、同じく同賞で最多ノミネートを受けながら受賞は0に終わった『キャロル』、現在公開中の『ブリッジ・オブ・スパイ』は6部門、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』と記録的大ヒットを続けている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が5部門で候補になった。

主演女優賞部門は『ルーム』のブリー・ラーソン、『ブルックリン』(仮題)のシアーシャ・ローナンという若手2人が候補になったのが新鮮。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が技術賞各部門で候補になり、GG賞脚色賞を受賞した『スティーブ・ジョブズ』のアーロン・ソーキンが候補入りしないなど、GG賞との違いも出た。

今年は例年に較べて大本命作がなく、各映画賞によって結果が異なる状況が続いているが、先が読めないだけに、より楽しみなオスカー・レースが展開される。授賞式は2月28日(現地時間)、ロサンゼルスのコダック・シアターで開催される。


主要部門候補は以下の通り

作品賞
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
『ブリッジ・オブ・スパイ』
『ブルックリン』(仮題)
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『オデッセイ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『ルーム』
『スポットライト 世紀のスクープ』

主演男優賞
ブライアン・クランストン(『Trumbo』原題)
マット・デイモン(『オデッセイ』)
レオナルド・ディカプリオ(『レヴェナント:蘇えりし者』)
マイケル・ファスベンダー(『スティーブ・ジョブズ』)
エディ・レッドメイン(『リリーのすべて』)

主演女優賞
ケイト・ブランシェット(『キャロル』)
ブリー・ラーソン(『ルーム』)
ジェニファー・ローレンス(『JOY』原題)
シャーロット・ランプリング(『さざなみ』)
シアーシャ・ローナン(『ブルックリン』仮題)

助演男優賞
クリスチャン・ベイル(『マネー・ショート 華麗なる大逆転』)
トム・ハーディ(『レヴェナント:蘇えりし者』)
マーク・ラファロ(『スポットライト 世紀のスクープ』)
マーク・ライランス(『ブリッジ・オブ・スパイ』)
シルベスター・スタローン(『クリード チャンプを継ぐ男』)

助演女優賞
ジェニファー・ジェイソン・リー(『ヘイトフル・エイト』)
ルーニー・マーラ(『キャロル』)
レイチェル・マクアダムス(『スポットライト 世紀のスクープ』
アリシア・ヴィキャンデル(『リリーのすべて』)
ケイト・ウィンスレット(『スティーブ・ジョブズ』)


監督賞
アダム・マッケイ(『マネー・ショート 華麗なる大逆転』)
ジョージ・ミラー(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』)
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(『レヴェナント:蘇えりし者』)
レニー・アブラハムソン(『ルーム』)
トム・マッカーシー(『スポットライト 世紀のスクープ』)


脚色賞
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
『ブルックリン』(仮題)
『キャロル』
『オデッセイ』
『ルーム』


オリジナル脚本賞
『ブリッジ・オブ・スパイ』
『Ex Machina』
『インサイド・ヘッド』
『スポットライト 世紀のスクープ』
『ストレイト・アウタ・コンプトン』

撮影賞
『キャロル』
『ヘイトフル・エイト』
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『ボーダーライン』

長編アニメーション映画賞
『Anomalisa』(原題)
『The Boy and the Beast』(原題)
『インサイド・ヘッド』
『ひつじのショーン バック・トゥ・ホーム』
『思い出のマーニー』
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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