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大杉漣、ドラマ「神田川」に自身を投影…「老眼鏡以外、眼鏡なし!」は新鮮

BSジャパン開局15周年特別企画として、「赤いスイートピー」(松田聖子)と「神田川」(南こうせつとかぐや姫)の2曲をモチーフに、それぞれ浅野温子&桜庭ななみ、大杉漣&前田亜季のコンビが出演するドラマスペシャル「青春の名曲ストーリー」

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BSジャパン開局15周年特別企画ドラマスペシャル「青春の名曲ストーリー 神田川」
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BSジャパン開局15周年特別企画として、「赤いスイートピー」(松田聖子)と「神田川」(南こうせつとかぐや姫)の2曲をモチーフに、それぞれ浅野温子&桜庭ななみ、大杉漣&前田亜季のコンビが出演するドラマスペシャル「青春の名曲ストーリー」。このほど、第二話「神田川」のクランクアップに合わせ、大杉さん、前田さんの2人からコメントが到着した。

定年退職を迎え、張り合いのない毎日に居心地の悪さを感じていた根岸和雄(大杉漣)は、派遣で働きながら自主映画製作を続ける息子・賢太郎から連絡を受け、賢太郎のアパートへ。そこで、同棲相手の森川すみれ(前田亜季)を紹介され言葉を失う。すみれは和雄が大学時代に付き合っていた恋人・平松塔子(前田さん二役)に瓜二つだったのだ。塔子との同棲生活と共に、漫画家の夢を追いかけていたころを思い出す和雄。ところが、数日後、友人に連れられて行ったキャバクラで派手なドレスを着て接客をするすみれの姿が…。賢太郎に内緒で父親の借金返済のために働いていることを知った和雄は、すみれが悪い男に絡まれないようにと、帰り道を密かに警護することにしたが…。

BSジャパン開局15周年特別企画 ドラマスペシャル「青春の名曲ストーリー」の第二話「神田川」は、往年のヒット曲「神田川」をもとにして描く完全オリジナルドラマ。浅野さんと桜庭さんが人気小説家とそのアシスタントを演じる第一話の「赤いスイートピー」に続けて、オムニバスドラマとして放送される。

二階堂ふみとの共演作『蜜のあわれ』や映画『仮面ライダー1号』の地獄大使など、幅広い作品で渋い演技を発揮する大杉さんは、本作では仕事一筋で生きてきたが、定年退職後にどう生きていけばいいのか模索している元会社員の和雄役に。また、自身の昔の恋人・塔子に瓜二つの息子の恋人・すみれの二役を、前田さんが演じている。和雄の中で、時を超えてリンクするすみれと塔子。和雄がすみれを守ろうとする背景にあった想いに、物語は迫っていく。

大杉さんは、1973年に発表された「神田川」について、「名曲『神田川』が描く世界や情景を自分自身の姿だと感じた者は、ぼくだけではなかったはずです」と語り、「主人公・和雄は、43年前のぼく自身の姿だったのかも知れません。当時、ぼくは吉祥寺のアパートである女性(妻)と暮らし始めました。演劇の世界に足を踏み入れ、俳優を志した時代でもありました。もちろん経済的には恵まれていなかったのですが、俳優になろうとした夢は“生きるチカラ”だったのかも知れません」と明かす。

「今回のドラマ『神田川』は、多少の大袈裟を許していただけるなら、俳優として“出会うべき作品”だったと感じています。根岸和雄は、ぼく自身の“昭和”を投影した人物でもあるのです」と、自分自身ともリンクする役柄に思いを馳せた。役作りでも「今回は老眼鏡以外、眼鏡なし! になりました。これは大杉にとっては珍しいことであると同時に新鮮でもありました」と言うように、トレードマークのメガネ姿ではないことにも注目だ。

一方、すみれと塔子、二役を演じ切った前田さんは、二役への挑戦は難しかったというが、大杉さんとの共演を、「ラストに近いシーンの撮影では、大きく心が動かされました。そんな瞬間にいられたことを有り難く思いました。大杉さんの歳の重ね方が本当に格好よくて、しびれます!」と充実した様子でふり返っている。

また、今回のスペシャルドラマについて、BSジャパンの森田昇プロデューサーは「一気にその時代に引き戻してくれる曲ということで『赤いスイートピー』と『神田川』に決めました」と明かし、「(神田川の)キャストで最初に浮かんだのは大杉さんでした。年代といい、実際に音楽をやられていますし、夢を追ってきた人物というイメージがまさにピッタリだと思いました。そこで、ほぼ大杉さんに当て書きでストーリーを書き、オファーしました」とコメント。「曲と同じような経験を経ていまの自分がある…」という意気込みで臨んだという大杉さんと、難しい役柄をこなした前田さんが描き出した本作のテーマは、時代を超えて老若男女の背中を押す作品となりそうだ。

BSジャパン開局15周年特別企画ドラマスペシャル「青春の名曲ストーリー」は3月12日(土)21時~放送。
《シネマカフェ編集部》

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