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中村蒼、ONEOR8と初タッグ! 新作舞台「さようならば、いざ」に出演

舞台界で注目の実力派劇団「ONEOR8」の新作舞台「さようならば、いざ」が、11月に公演することが決定。そしてこの度、俳優・中村蒼が本作で2年ぶりの舞台出演を果たすことが明らかになった。

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舞台界で注目の実力派劇団「ONEOR8」の新作舞台「さようならば、いざ」が、11月に公演することが決定。そしてこの度、俳優・中村蒼が本作で2年ぶりの舞台出演を果たすことが明らかになった。

父親が死んだ。突然の知らせ。悲しみなどない。むしろ安堵だけ。それでも遺骨を取りにいかねば、葬式をしなければならないらしい。準備に、なぜか高揚する姉を見て、彼は面倒臭そうに重い腰をあげた。さようならば、いざ、オヤジの元へ。

中村さんは、昨年の西島秀俊主演ドラマ「無痛~診える眼~」にて、“先天性無痛症”と“無毛症”を患う青年という難しい役どころを演じるなど、体当たりの演技が注目を集め、そして今年は、映画『嫌な女』や、『バースデーカード』の公開を控えるなど、いま注目の若手俳優のひとりだ。

今回中村さんが出演する舞台は、田村孝裕(作・演出)、恩田隆一、和田ひろこ、野本光一郎、冨田直美、伊藤俊輔、山口森広の計7名で構成される劇団「ONEOR8」の新作公演。1997年の旗揚げ以来、自転車店、中華料理屋、幼稚園の職員室など、ありふれた日常的空間を舞台に、登場人物の多くは地味でどこか弱さのあるキャラクターで、普段は目を向けられることの少ない者や弱き者を打ち消すことなく、たとえほとんどセリフのない役であっても、その内面の本質を見つめることを忘れない作風で高い評価を得ている。また過去の作品では、高橋惠子、田中直樹、山本裕典、甲本雅裕、柄本佑、岡本麗、田中麗奈らが客演として出演している。

2014年に上演された「真田十勇士」以来、2年ぶりの舞台出演となった中村さん。今回の決定について「まだこれからどうなるかわからない事だらけですが、今はそれが楽しみで、稽古、そして本番が待ち遠しいです」と心境を述べ、「久しぶりの舞台ですが、出演者の方々と作っていく熱を、本番でみなさんに届けられたらなと思います」と意気込みを語っていた。

そして、中村さんとはワークショップで出会ったと話す「ONEOR8」の作・演出担当の田村氏は、「その作品は再演を繰り返し、過去に何人もの俳優が演じてきた役であるが、彼のアプローチはそのどれでもなくオリジナリティに溢れていた。私は演出家としての言葉を失い、ただただ彼の芝居を観ていたくなった。独自の感性、独特の表現方法はどう形成されていくのか…とても知りたい。俳優として、人間として“中村蒼”にこの上ない興味がある」と、中村さんに大きな期待を寄せるコメントを残した。

また今回は中村さんのほか、小林美江、瓜生和成らベテラン俳優や、いまドラマやバラエティー番組に引っ張りだこの高畑裕太、そのほか永山智啓、片桐美穂が出演する。役者としての魅力を増している中村さんが、実力派の演劇集団「ONEOR8」で、一体どんな新たな一面を見せてくれるのか、必見だ。

舞台「さようならば、いざ」は11月11日(金)・12日(土)北海道・道新ホールにて(会員制)、11月16日(水)~23日(水・祝)東京・東京芸術劇場にて、11月26日(土)山形・米沢市市民文化会館にて公演。
《シネマカフェ編集部》

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