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C・イーストウッド監督作、“奇跡”の裏側に驚愕の事実あり!?『ハドソン川の奇跡』

当時、Twitterを中心に拡散され、全世界が目撃した航空機事故を描く『ハドソン川の奇跡』。このほど、実際の出来事が巨匠クリント・イーストウッドならではの視点で描かれていることが明らかになった。

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『ハドソン川の奇跡』 (C)2016 Warner Bros. All Rights Reserved
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  • 実際のサリー機長/『ハドソン川の奇跡』 (C)2016 Warner Bros. All Rights Reserved 『機長、究極の決断 「ハドソン川」の奇跡』発売中/C.サレンバーガー著 静山社文庫刊
  • 『ハドソン川の奇跡』 (C)2016 Warner Bros. All Rights Reserved 『機長、究極の決断 「ハドソン川」の奇跡』発売中/C.サレンバーガー著 静山社文庫刊
  • クリント・イーストウッド-(C)Getty Images
  • トム・ハンクス-(C)Getty Images
当時、Twitterを中心に拡散され、全世界が目撃した航空機事故を描く『ハドソン川の奇跡』。このほど、実際の出来事が巨匠クリント・イーストウッドならではの視点で描かれていることが明らかになった。

2009年1月15日、厳冬のニューヨーク。160万人が住むマンハッタン上空1,000メートルで突如起こった航空機事故。全エンジン完全停止。制御不能。高速で墜落する70トンの機体。未曽有の大惨事を救った生死を分けた30秒。そのとき、一体何が起きていたのか…?

『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞監督賞に輝くイーストウッド監督が、同じく2度のアカデミー賞主演男優賞を手にするトム・ハンクスを主演に迎えて贈る本作。

先月、86歳の誕生日を迎えたイーストウッド監督は、『ミリオンダラー・ベイビー』で当時74歳にしてアカデミー賞監督賞を獲得、現在も最高齢の受賞監督として称えられている。また、ブラッドリー・クーパーを主演に迎えた前作『アメリカン・スナイパー』では、米軍史上最強と謳われた伝説の狙撃手クリス・カイルの真実を衝撃的に描き、第87回アカデミー賞に6部門ノミネート、世界興行収入は5億4,700万ドル(約600億円)を超え、監督作品史上最大のヒット作となった。

いまだ現役で、勢いの止まらない巨匠が新作として選んだ題材は、全世界が目撃し、“奇跡”と称賛された未曽有の航空事故。本作の脚本の基になったのは、事故機のサレンバーガー機長の手記「機長、究極の決断『ハドソン川』の奇跡」(静山社文庫刊)。航空旅客機史上最大の非常事態の中、制御不能となった飛行機をハドソン川に不時着させ、“全員生存”という驚愕の生還劇に隠された真実が、常に映画を通して時代を映し出してきたイーストウッド監督の手により、いま改めて突きつけられることになる。

ハンクスが演じる“サリー”ことチェズレイ・サレンバーガー機長は、乗員乗客全員の命を救い、全米で“国民的英雄”と称されている。だが、その裏側では、厳しい取調べで彼の判断の是非が問われていたという。戦闘機パイロットの経験を経て、エアラインパイロットになり、重大事故の調査に携わり、米国定期航空操縦士協会の安全関係各種委員を歴任する、という輝かしい経歴を持っていたサリー機長。奇跡を起こしたはずの英雄がなぜ、その判断の是非を問われることになったのか? イーストウッド監督は、その裏側にあった事実を真摯なまなざしで描き出してくれるに違いない。

『ハドソン川の奇跡』は9月24日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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