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直木賞候補・原田マハ著「本日は、お日柄もよく」がWOWOWで連ドラ化決定!

小説「暗幕のゲルニカ」が「第155回直木賞」の候補に選ばれた話題の小説家・原田マハが執筆した「本日は、お日柄もよく」が、この度、WOWOWにて連続ドラマ化することが決定。原田氏んいとっては、本作が初のドラマ化作品となる。

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原田マハ「本日は、お日柄もよく」(徳間文庫刊)
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小説「暗幕のゲルニカ」が「第155回直木賞」の候補に選ばれた話題の小説家・原田マハが執筆した「本日は、お日柄もよく」が、この度、WOWOWにて連続ドラマ化することが決定。原田氏んいとっては、本作が初のドラマ化作品となる。

27歳のOL、二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみの今川厚志が結婚することになり、最悪な気分で披露宴に出席。ところが、その式で心が揺さぶられる衝撃的なスピーチに出会う。それは伝説のスピーチライター・久遠久美による祝辞だった。久美の言葉に魅せられたこと葉は、久美に弟子入りをし「言葉」の修行を始める。やがて、厚志の衆議院総選挙への出馬が決定し、こと葉は彼のスピーチライターに指名される。彼女の言葉は世界を動かすことができるのか――。

原作者・原田氏の著書は、「カフーを待ちわびて」で第1回日本ラブストーリー大賞、「楽園のカンヴァス」で第25回山本周五郎賞など、これまで数々の賞を受賞。しかし、ドラマされる作品は今回が初めて。原作は、結婚式やプレゼンテーション、さらには政権演説など、スピーチ原案を考える“スピーチライター”という職業の類を見ない題材が好評を博し、20万部突破のベストセラーとなっている。

ドラマは、夢や目標もなかった普通のOLが、スピーチライターの紡ぐ“言葉”に魅了され、新たな人生を選択し、世界を動かす“影”の職業・スピーチライターに挑む成長物語。人と人とを結び合う言葉の可能性を追求するヒューマンドラマだ。

監督には、『半落ち』で「日本アカデミー賞」最優秀作品賞を受賞した佐々部清。『陽はまた昇る』『ツレがうつになりまして。』などを手掛け、人間ドラマの丁寧な描写に定評のある監督だ。佐々部監督にって、本作がWOWOW連続ドラマ初挑戦となる。

今回のドラマ化決定に原田氏は「本作を書き始めたのは8年前、オバマ大統領候補(当時)の大統領選でのスピーチが話題になっていた頃です。言葉で人を感動させ、世界を変えることが可能なのだということが、本作を通して伝えたかったメッセージです」と執筆の背景を語る。また、執筆時に映像を頭に浮べつつ書いたと話す原田氏は、映像化されたらいいなと思っていたと明かし、「ドラマ化のお話はうれしく受け止めました。ドラマになってよりたくさんの人々に『言葉の力』が伝わることを期待しています」とコメントした。

ドラマの放送時期やキャスト陣などは、今後発表とのことだ。
《シネマカフェ編集部》

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