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「渡る世間は鬼ばかり」今秋SPで放送決定!「幸楽」改装で家族分裂?

橋田壽賀子ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」が、この秋に1年半ぶりに放送されることが分かった。

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「渡る世間は鬼ばかり」2016年スペシャル(仮)(C)TBS
「渡る世間は鬼ばかり」2016年スペシャル(仮)(C)TBS
  • 「渡る世間は鬼ばかり」2016年スペシャル(仮)(C)TBS
  • 物語のメインとなる泉ピン子
橋田壽賀子ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」が、この秋に1年半ぶりに放送されることが分かった。

「渡る世間は鬼ばかり」(通称:「渡鬼」)は、1990年、TBSが開局40周年の企画として開始したドラマ。主人公の岡倉大吉(第1~第7シリーズでは藤岡琢也、第8シリーズ以降は宇津井健)と小島五月(泉ピン子)ら5人の姉妹家族を中心とした物語。当初は1年間という期限付きだったものの、好評であったため断続的にシリーズ化され、2010年の第10シリーズまで続いた。その後は、第10シリーズから1年後の岡倉家を描いた「ただいま!!2週連続スペシャル~前後編」を2012年に、翌年には「2013年2時間スペシャル~前後編」が放送された。そしてその翌年もスペシャル枠での放送を予定していたが、2015年、大吉役・宇津井さんが死去し、大吉が急逝した後の岡倉家を描いた「2015年2時間スペシャル~前後編」が昨年放送された。

そしてこの秋再び返ってくる「渡鬼」の人々。今回は、泉さん演じる五月が家族の中で孤立してしまうという。

中華料理店・「幸楽」が店を改装することになった。勇(角野卓造)の跡を継ぐ誠(村田雄浩)と愛(吉村涼)夫婦が言い出したことで、いまは使わなくなった住居部分を客席にし、店を大きくするというのだ。勇は誠と愛に理解を示したものの、寝耳に水の五月は激怒。すでに工事中に五月と勇が暮らすマンションまで手配済みだった。怒った五月は愛に親子の縁を切るとまで言うが、「皆から嫌われていることが分かっていない」という彼女の一言に、強いショックを受ける。

改装工事の期間は1か月。愛は「いままで働きずくめだった両親にはのんびりとした生活を送ってほしい」と、30万円の小遣いまで用意していた。勇はこの間に久しぶりに「おやじバンド」の活動ができると大喜びで、なにもやることがないと呆然とする五月をよそにさっさとバンド練習に出かけてしまう。

家族の誰からも見放され、ひとりぼっちになってしまったと消沈するする五月は、弁当を作って練習中の勇たちに届けるが、すでに出前が手配されていて、無駄骨に終わる。おまけに、二度と余計なことはするなと勇から釘を刺される始末…。ひとりぼっちでやることもなく、気がつけば気軽に話ができる仲間も、愚痴をこぼせる友達もいない。姑や小姑で苦労を重ね、必死で子どもたちを一人前に育て、働きずくめでここまでやってきたのは何のためだったのか。五月はこの孤独と失望にどう立ち向かうのか…?

あらすじからも分かるように、今回の物語は五月がメイン。泉さんは「まさに『渡る世間は五月ばかり』。いままでで初めてです。セリフもたくさんあるけど、自分としてはいままでの集大成だと思って、初心にかえって演じています」とコメント。そして1年半ぶりとなった本ドラマだが、「幸楽改装のため夫と仮住まいで生活を始めるんですが、1年半ぶりなのに角野さんといるとすぐに 『夫婦』になれる。やっぱり26年もこの役を演ってますからねえ。それでも2人だけの芝居はセリフもいっぱいあって大変でした」と述懐した。また、「幸楽も自分たちの時代から娘夫婦の代に移っていく。世代交代は仕方がないけど、長い間親しんできた店が改装で変わってしまうのは寂しいですね」と、シリーズの大きな変化に寂しさも吐露した。

「幸楽」の改装問題、そして五月たち小島家が大きく揺れはじめる。

「渡る世間は鬼ばかり」2016年スペシャル(仮)は、この秋TBS系で放送。
《シネマカフェ編集部》

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