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【独女のたわごとvol.27】夫婦のかたちに気持ちが揺らぐ…南フランスに魅せられた『白い帽子の女』

最近、国内出張が続いたこともあって、いかに身軽に動けるのか試行錯誤しています(プライベートは独り身なので“超”身軽ですが…)。日帰りは問題なくても女子たる者…

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『白い帽子の女』 (c)2015 UNIVERSAL STUDIOS
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最近、国内出張が続いたこともあって、いかに身軽に動けるのか試行錯誤しています(プライベートは独り身なので“超”身軽ですが…)。日帰りは問題なくても女子たる者、泊まりとなるとあれこれ持っていくモノが多く、自然と鞄は大きくなってしまうものです。出張のときは少し小さめのキャリーバッグを使っていますが、一泊だと大きすぎるのでボストンバッグを探し中。でも、なかなか自分が求めているものに巡り逢わず、探しに行っては運命を感じてしまう別のモノと出会ってしまい、予定外の出費のくり返し。恋愛においてもそんなふうに運命的な出会いがないかなーなんて、相変わらず夢見る(イタすぎる)四十路、古山エリーです。今宵もたわごとおつき合いくださいませ。

ボストンバックはまだ探し中ですが、荷物を少し軽くする方法は見つけました。ライターという職業柄、荷物のなかで一番重たいのがパソコンです。なんとかならないかなーと思いついたがのが、以前使っていたことのあるデジタルメモ「pomera」。サイズも重さもパソコンの半分以下で原稿を書くだけならこれで十分! pomera復活です。ネットは繋がらないですが、書いた原稿はQRコードを使ってスマホで読み込んでメール送信できるので、1~2泊の出張はこのスタイルでいけます。

身軽な出張について調べていると、きまって旅についての記事が目に止まり(ブライダルの記事は“もちろん”スッ飛ばします!)、旅行に行きたいなぁ、行くなら何処にしようかなぁ…と、旅の計画が始まってしまうことも。そんなときに『白い帽子の女』を観てしまったので、映画の舞台になっている南フランスのマルタ島に行きたくて仕方なくなっています(行くとしたら、まあ当然ひとり旅でしょうけれど…)。マルタ島への興味が膨らんでいるだけでなく、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー・ピットの演じる夫婦を通して男と女についても考えました(一体、どれだけ考えるの?)。結婚生活は経験していないので妄想止まりですが…(その妄想がコワイんだって!)。

この映画はアンジーが監督・脚本・製作・出演。夫であるブラピは主演・製作。『Mr.& Mrs.スミス』以来10年ぶりの共演ということもあり、公私ともに支え合っている理想の夫婦だなぁ~なんてうっとりしていた矢先、なんと! 離婚発表のニュースが飛び込んできた。もうびっくりでした。映画と彼らのプライベートは別モノではありますが、どんなに愛していても伝わらないこともあって、すれ違うこともあって、変わらない愛もあれば変わってしまう愛もあるのだと、なんだか映画と彼らのプライベートがごちゃまぜに…。ある意味、忘れられない1本になりました。

物語は、とある理由で結婚生活がうまく行かなくなった小説家のローランドとその妻のヴァネッサがマルタ島を訪れ、そこで隣に宿泊している新婚夫婦と知り合い、気持ちが変化していく過程を丁寧に描いたラブストーリーです。観る人によってはローランドのことを勝手な男だと思うかもしれない、ヴァネッサの言動に苛つくかもしれない。でも、そういう人間くささを美しいマルタ島を舞台に映し出していることに、何故かとても惹かれたのです。愛について考えたいと思っている方、おすすめです。今宵はこの辺で。また次回。(text:Elie Furuyama)
《Elie Furuyama》

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