ワーナー・ブラザースが『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』リブート版を製作しているようだ。「Deadline」によると、『グリーン・ランタン』のグレッグ・バーランティ監督がこの1986年公開のカルト的人気を誇るミュージカルコメディ映画のリブート版のメガホンを取ることになるという。『ウソから始まる恋と仕事の成功術』のマシュー・ロビンソンが脚本、マーク・プラットがプロデューサーを務める同作品は、花屋で働く冴えない青年シーモアが育てていた植物が実は人の血を吸う恐ろしい植物だったことが発覚して巻き起こるストーリーだ。シーモアが恋する女性の名前をとってオードリージュニアと名づけられたそのモンスター植物を怒らせないために、シーモアは生き血を与え続けなければならないのであった。作曲家のアラン・メンケンとハワード・アッシュマンによって舞台化された同作品のストーリーが最も有名であるが、オリジナル作品はチャールズ・B・グリフィス脚本で1960年にロジャー・コーマン監督によって映画化されたもので、ジャック・ニコルソンがマゾの歯医者患者としてカメオ出演していた。しかしその後1986年にフランク・オズ監督がリック・モラニス、スティーヴ・マーティン、ジョン・キャンディらをキャストに迎えて再び命を吹き込んだところ、同作品はカルト的な人気を誇る映画作となったのだ。現在のところ、同リブート版の出演陣はまだ決まっていない。バーランティ監督は2010年作『かぞくはじめました』、TVドラマ「スーパーガール」「THE FLASH/フラッシュ」の監督を務めている。(C) BANG Media International