エマ・ワトソンがチャリティのため、料金2ドルで人生相談に回答するという企画を行った。エマは雑誌「Vanity Fair」の企画で、ニューヨークのグランドセントラル駅の利用者から寄せられた相談にインターネットを介して生回答した。駅構内で男性リポーターが「エマ・ワトソンからアドバイス。2ドル」と看板を掲げたブースに、エマとネットでつながったiPadを置いて質問者を募った。男性が「妻との第1子誕生を友人にどうやって知らせたらいい?」と尋ねると、「すごい! おめでとうございます!」と祝福すると、「どうでもいい話題でちょっとがっかりさせてから、実は子どもが生まれるんだと言ったら?」と回答。ちょうどこの日がバレンタイデーだったので、別の男性から「結婚30年になるのに、今日は出張でニューヨーク。地元にいる妻に何をしてあげればいい?」という質問には「花束に勝るものはないわ。ピンクの牡丹とか」。小学生の男の子2人がやって来て「良いボーイフレンドになるにはどうしたらいい?」と聞くと、エマは感動したように胸に手を当てて「その質問をするというだけで、あなたは素晴らしいボーイフレンドよ」と言い、「親切であることね。それからダンス。彼女と一緒にダンスして」と笑顔で答えた。二日酔いに最も効き目があるのは? という問いには「イングリッシュ・ブレックファスト。ソーセージ、ベーコンにベイクドビーンズ…」と答え、尋ねた女性に「いま二日酔いなの?」と逆質問するなど、エマ自身も楽しんだ人生相談は、最後にエマが「人生を愛し続けて、ニューヨーク」と締めくくった。収益は全額、アメリカでプロチョイス(人工妊娠中絶権利擁護派)を訴える団体「プランド・ペアレントフッド」に寄付された。