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【MOVIE BLOG】女性のための官能映画:『ソフィー・マルソーのSEX,LOVE&セラピー』

「私をエッチな目で見てるくせに」

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『ソフィー・マルソーのSEX,LOVE&セラピー』
(c)2014 - TABO TABO FILMS - ARENA PRODUCTIONS - CINEFRANCE 1888 - TF1 FILMS PRODUCTIONS ENTRE CHIEN ET LOUP 『ソフィー・マルソーのSEX,LOVE&セラピー』
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「私をエッチな目で見てるくせに」

『ソフィー・マルソーのSEX,LOVE&セラピー』
2014年/フランス=ベルギー/監督:トニー・マーシャル/出演:ソフィー・マルソー パトリック・ブリュエル

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「私をエッチな目で見てるくせに」

数年前からネットや雑誌などでよく見かける“オトナ女子”とかいう言葉、よく意味がわかりませんね。どうも自分はこのカテゴリーに分類される年代のようですが、どんな人が“オトナ女子”と呼ばれるものなのかさっぱりわからないままでした。ところがついに、この映画を観ていて発見したのです、自分的に一番しっくりくる“オトナ女子”の姿を! それがソフィー・マルソー演じる本作の主人公のジュディット。「経験豊かでセクシー」かつ「少女のように無邪気」、これがオトナと女子のいいトコ取りをした理想的な“オトナ女子”ではないでしょうか!?(注:あくまで筆者の主観です。)年齢に対する謎の外的圧力に辟易としているオトナの日本女性の皆さんに、ぜひ観ていただきたい一本です。

いつも取引先の男性と肉体関係になり会社をクビになってしまう、セクシーで魅力的なジュディット。今回の会社でもまた同じことを繰り返し、アジア営業部長の職を失ってしまう。次の仕事を探すためにフランスに帰国した彼女は、たまたま出会った夫婦関係セラピストのランベールに好意を持ち、彼の事務所で働くことにする。ところが当のランベールは自身のセックス依存症の治療のため禁欲中で、彼女の誘惑を必死でかわそうとするのだったが…。

とりあえずタイトルに“ソフィー・マルソー”って入れておいたら売れ行きがいいかも! と日本の配給会社が思うのも無理はないほど、ある一定の年齢以上の男性に愛されているソフィー。この映画でもとにかくカワイイんです! ナチュラル派で定評があるだけあって、表情が乏しくなるような整形や無理な若作りはありません。自然に年齢を重ね、その分だけどんどん魅力的になっている素敵な女優さんです。が、現実の苦労を知っている女性目線で見ると、その美しさはやはり並々ならぬ努力とそれなりの経済力の賜物だと気付くでしょう。特に体型は、一朝一夕のダイエットやトレーニングでは作れないレベル! あそこまで作り上げるのは、本当に本当に本当に大変だと思います。また、60年代に一世を風靡したアイドルのシルヴィー・ヴァルタンが出演しているのも驚き! それこそオトナもオトナ、なんと70歳という年齢なのですが色気たっぷりで、こちらも見本にしたい“オトナ女子”要素が満載です。

努力に努力を重ねたものだけが許される、ウエストを細く絞ったピチピチのタイトスカートを生足で着て、周りの男を悩殺しまくるジュディット。禁欲を誓っているランベールを押し倒してみたりキスをしてみたりと迫りまくる姿は、無邪気でカワイイの一言。これを「年甲斐もなく」とか「いい歳してイタイ」と思うようなら、それはとっても残念な人です。また、この映画のスゴイところは、こんなにオトナの恋愛にフォーカスしまくった内容にも関わらず「女は何歳になっても女」みたいな意識高い系の説教臭さが全く無いことです。それは恐らくソフィー・マルソーの素敵なキャラクターがあったこそできたユルい世界観で、その絶妙なユルさが憧れの“オトナ女子”感を醸し出しているのに違いありません。

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《text:Lady M》

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