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ソフィア・コッポラ初のオペラ演出!「椿姫」絢爛衣装の劇中カット入手

今年のカンヌ国際映画祭で、女性監督として史上2人目の監督賞に輝いたソフィア・コッポラ。その彼女が初めて演出を手がけたオペラ公演「La Traviata」(原題)の模様が、『ソフィア・コッポラの椿姫』として

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『ソフィア・コッポラの椿姫』第1幕 ヴィオレッタの家の広間 Photo (C)Yasuko Kageyama
『ソフィア・コッポラの椿姫』第1幕 ヴィオレッタの家の広間 Photo (C)Yasuko Kageyama
  • 『ソフィア・コッポラの椿姫』第1幕 ヴィオレッタの家の広間 Photo (C)Yasuko Kageyama
  • 『ソフィア・コッポラの椿姫』第3幕 ヴィオレッタの寝室 Photo (C)Yasuko Kageyama
  • 『ソフィア・コッポラの椿姫』第2幕 フローラの館での宴 Photo (C)Yasuko Kageyama
  • ソフィア・コッポラ-(C)Getty Images
  • 『ソフィア・コッポラの椿姫』 Photo (C)Yasuko Kageyama
  • 『ソフィア・コッポラの椿姫』 Photo (C)Yasuko Kageyama
今年のカンヌ国際映画祭で、女性監督として史上2人目の監督賞に輝いたソフィア・コッポラ。彼女が初めて演出を手がけたオペラ公演「La Traviata」(原題)の模様が、『ソフィア・コッポラの椿姫』として限定公開。このほど、世界的ハイブランド「ヴァレンティノ(VALENTINO)」の創始者ヴァレンティノ・ガラヴァーニが担当した衣装も確認できる、貴重な劇中カットがシネマカフェに到着した。

『ヴァージン・スーサイズ』(’99)で監督デビューし、『ロスト・イン・トランスレーション』など注目作を発表し続け、最新作『The Beguiled』(原題)ではカンヌ監督賞を受賞したソフィア・コッポラが、オペラを初演出。演目は、イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディの人気悲恋オペラ「椿姫」。華やかなパリ社交界に生きる高級娼婦ヴィオレッタが、数々の裕福な男たちをとりこにしながら見つけた真実の愛、そして誇り高く生きる女性の運命を描き出す。

本公演は、ローマ歌劇場で2016年5月24日から行われた公演で、指揮は「ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団」のアソシエイト・コンダクターをつとめていたヤデル・ビニャミーニ、ヴィオレッタ役はここ数年注目されてきているフランチェスカ・ドット(ソプラノ)、アルフレード役に来日公演も増えてきているアントニオ・ポーリ(テノール)が出演する。

そして今回、本作の劇中カットが到着。衣装を担当したヴァレンティノ・ガラヴァーニは、ソフィアの代表作のひとつ『マリー・アントワネット』を見て感銘を受け、名作にモダンなタッチを加えるために直々にコッポラに演出をオファー、今回の公演の実現に至ったという。ガラヴァーニは自らヴィオレッタの衣裳をデザイン、そのほかの人物のデザインをマリア・グラツィア・キウリ、ピエールパオロ・ピッチョーリらが手掛けている。

今回解禁になった写真は、まず、第1幕、ヒロイン・ヴィオレッタの屋敷で、ヴィオレッタが運命の相手アルフレードと出会い、2人きりになるシーン。そして、2枚目は第3幕で肺結核により生命が尽きかけているヴィオレッタがアルフレードと最後に言葉を交わすクライマックスのシーン。先日、日本公開決定時に解禁となった2人の愛がぶつかり合う第2幕のシーンと併せて比較すると、ガラヴァーニの衣装の鮮やかさが一目瞭然。

一方、ソフィアはガラヴァーニからオペラ演出の依頼を受けたときのことをこう語る。「彼から電話で頼まれて、もちろんイエスと言ったわ。まさかオペラを演出する日が来るとは思わなかったし、演出の方法も知らなかった。でも彼にノーとは言えなかった。ヴァレンティノ・ガラヴァーニと働けることは素晴らしい機会だし、自分にとってやりがいのあることだから」。

巨匠と天才のタッグで実現したオペラ「椿姫」を、豪華な衣装とともに日本のスクリーンでも堪能してみて。

『ソフィア・コッポラの椿姫』は10月6日(金)よりTOHOシネマズ日本橋にて2週間限定公開ほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》

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