英セント・ジェームス宮殿に、ヘンリー王子とメーガン・マークルの2人に宛てた不審な小包が配達されたことがわかった。中には白い粉と人種差別的な内容の手紙が入っていたという。「Evening Standard」などが報じた。英セント・ジェームス宮殿-(C)Getty Images今月12日に届けられたという小包は、幸い2人の手に渡る前に宮殿の警備員がチェック。内容物が「粉」であることから炭疽菌テロの恐れもあるとして、ロンドン警視庁テロ対策司令部の捜査官が呼ばれた。分析の結果、粉に危険性はないことが明らかに。「人種憎悪犯罪」として捜査が始まった。警察は内務大臣のアンバー・ラッドにも粉の入った同じような小包が届いたことを発表。こちらの粉も有害なものではなかったというが、2つの事件に関連性があるとみて、捜査を続けている。現在のところ、逮捕者は出ていない。ヘンリー王子とメーガンはこの事件について報告を受けているそうだ。ヘンリー王子&メーガン・マークル-(C)Getty Images5月19日(現地時間)に結婚式を控え、まもなくロイヤルメンバーの一員となるメーガンにはすでに24時間体制の警護がついているとのこと。この事件により、馬車でのパレードを含む結婚式の内容に変更は発表されていない。