今回はMARCHE DU FILMに関して。 MARCHE DU FILMというのはフランス語をそのまま直訳すると「映画の市場」、つまり映画のマーケットのことです。映画祭のメイン会場内にホールのような所があって、そこで各映画会社がブースを出して映画の売り買いの商談をしています。配給会社単体で出したり、国ごとにまとめて出していたり、各ブースのサイズもデザインもまちまちなので、これは見ているだけでも面白いです。色んな国の色んな映画のポスタービジュアルも見られるので、宣伝的には教材の宝庫でもあります。今回のコンペに出ている韓国のポン・ジュノ監督作『PARASITE』を配給している韓国のCJのブースなんかは、場所も良くて目立っていましたね。