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阿部サダヲ、皆川猿時のカットされたシーンが「面白い」「いだてん」収録秘話

大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」のプレミアムトークに主演の阿部サダヲと脚本家・宮藤官九郎が登場した。

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大河ドラマ『いだてん』プレミアムトークinNスポ
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渋谷ヒカリエにて開催中の「Nスポ!2019-SHIBUYA-」にて、7月21日に現在放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」のプレミアムトークが開催。ゲストに主演の阿部サダヲと脚本家・宮藤官九郎が登場した。

事前抽選の着席座席は満席となり、加えて立ち見客も会場に溢れる大盛況ぶりとなった今回のトークショー。この状況に「いだてん」後半の主人公・田畑政治を演じる阿部さんも「こんなたくさん人がいらっしゃるとは思ってなくて、ちょっと鳥肌が立った」と驚きの様子。

阿部サダヲ、役を演じる上でのエピソード&苦労を明かす


中村勘九郎と阿部さんの2人がリレー形式で主演を務める今年の大河ドラマ。1912年の「ストックホルム」から1964年「東京」まで激動の52年間を描いていく本作で阿部さんが演じる田畑政治は、1964年の東京オリンピックを組織委員会事務総長として成功に導く“オリンピックを呼んだ男”だ。

今回この田畑を演じるにあたり、「脚本が宮藤さんなので、絶対的な信頼をしているので、何も考えなかったですね」と言う阿部さんは、「田畑さんは何を言っているのかわからないくらい早口で、とにかく熱い男だと。書いてあるとおりのことをやっています」と台本に忠実に演じているとコメント。一方の宮藤さんも「一回につき5分から10分台本が長いって言われるんですよ。二部からは阿部君だってわかっていたので、(長さは)なんとかなるだろうと」とお互いに信頼を寄せている様子。

また、「本当、ほかのキャラクターは全角で、阿部君のセリフだけ半角で書こうかなって思うくらい」と宮藤さん。続けて「だいたい人が田畑さんを評する時に、『(早口すぎて)何を言っているか分からない』『“あれ”や“それ”が多い』と」「実際の田畑さんの映像を見たら、本当に何を言っているか分からないんですよ!」。

「ほかにも、手記にあったたばこを逆さに咥えたというエピソードや、口癖、田畑さんのご遺族の『こんなことできる? できないよぉ~!』というしゃべり方は、そのまま生かしています。早口は(阿部さんなら)大丈夫だろうなと思っていました」と忠実に再現されているようだ。

一方、大変だったことについては「ロサンゼルスオリンピックのエキシビジョンのシーン」と阿部さん。「4月のプールで本当に寒かった。日本泳法を披露するんですけれど、本当にずっと立ち泳ぎしているんですよ」と言いながら、阿部さんが日本泳法の足さばきを再現! その完成度に会場からは歓声が。

今後の見どころは「ショーケンさんに殴られてる」シーン!?


そして、ほかのキャストについてもトークが展開。宮藤さんが「松澤一鶴って水泳界ではすごい人なんですよ」と皆川猿時演じる日本泳法の達人・松澤一鶴について話し始め、「田畑は最初から阿部君がやると決まっていたのでそのつもりで書いたんですが、松澤一鶴に関しては途中で皆川君がやると決まったので、不安でしたね(笑)でも、大丈夫なのですごいなと思っています」と言うと、すかさず阿部さんが「それ、実は大丈夫じゃないんですよ。すごい面白いことをやっているんですが、全部カットされているんです(笑)でも、今まで見たことがない皆川さんが見られます」とコメントした。

また、今後の見どころについては「田畑さんの第二部に入りましたけど、金栗さんもちょこちょこ出てくるんですよ。主役だった人が途中から脇役になるという新しいパターンです。だんだん可愛らしくなっていくので、そこも楽しみにしていてほしいなと思います。第一回や途中に少しだけ出ていた都知事の松重豊さんや松坂桃李くんが後半は中心になっていきます」(宮藤さん)、「ショーケンさんのシーンは特に見ていただきたいですね。このあと、僕はショーケンさんに殴られてるんですけど、本気で殴られているので。あんまり痛すぎると人って笑うんだな、と」「来年オリンピックが来ますが、みなさんどうやって招致されるかなどの裏方のことは分からないのではと思うので、そういうところを見ていただきたいです」(阿部さん)と答えていた。

大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は毎週日曜日<総合>20時~、<BSプレミアム>18時~<BS4K>9時~放送中。(全47回)
《シネマカフェ編集部》

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