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人と犬の息ぴったりの演技!『ドッグマン』冒頭映像公開

イタリア映画界の鬼才マッテオ・ガローネ監督作『ドッグマン』の冒頭を切り取った映像が到着した。

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『ドッグマン』(C)2018 Archimede srl - Le Pacte sas
『ドッグマン』(C)2018 Archimede srl - Le Pacte sas
  • 『ドッグマン』(C)2018 Archimede srl - Le Pacte sas
  • 『ドッグマン』メイキング(C)2018 Archimede srl - Le Pacte sas
  • 『ドッグマン』(C)2018 Archimede srl - Le Pacte sas
『ゴモラ』『リアリティー』など手掛けたイタリア映画界の鬼才マッテオ・ガローネ監督が放つ衝撃の問題作『ドッグマン』。この度、本作の冒頭を切り取った映像が到着した。

>>『ドッグマン』あらすじ&キャストはこちらから

犬の視線が指標となり、登場人物たちの行動を目撃する様子を描いた本作。今回到着したのは、犬の存在が重要な役割を担うことを予感させる冒頭3分の映像だ。


物語は、トリミングサロン<ドッグマン>にやってきた大型犬を洗うところから始まる。シャンプーが苦手な大型犬は、牙をむき出しにしマルチェロを威嚇するも、マルチェロが優しく言葉をかけたり、おやつをあげたりすることで、やがて犬はリラックスするように。

続けて、マルチェロが住む寂れた田舎町の様子も登場。登場人物たちが逃げ場のない環境にいることを示唆しているようだ。

『ドッグマン』メイキング(C)2018 Archimede srl - Le Pacte sas
ガローネ監督は、本シーンについて「マルチェロがこれから暴力に対してどのように相対していくかということをメタファーとして表現しているんだ」と、暴力的な友人シモーネに支配されるマルチェロが、物語を通してどのように変わっていくのかを暗示していると明かす。

さらに、第71回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を獲得した主演のマルチェロ・フォンテは「冒頭の犬の真の姿はまるでぬいぐるみのように穏やかな犬なんだけど、その日のソーセージ代を稼ぐため獰猛な演技をしていたんだよ」と撮影裏を語る。

また、マルチェロは撮影前に3か月間、ドッグトリマーとしての訓練を受け、犬たちとのコミュニケーションの取り方を学んだそう。ガローネ監督も「撮影現場でも犬と良い関係を築いていた」と話しているように、今回公開された映像からも息ぴったりの演技を覗くことができる。

『ドッグマン』(C)2018 Archimede srl - Le Pacte sas
『ドッグマン』は8月23日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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