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『ムーラン』『ブラック・ウィドウ』『ワンダーウーマン 1984』…2020年は女性監督が活躍

2020年は、『ムーラン』『ブラック・ウィドウ』『ワンダーウーマン 1984』『若草物語』など、昨年を上回る勢いで女性監督による女性が主人公の作品が目白押し。

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『ムーラン』(C) 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
『ムーラン』(C) 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
  • 『ムーラン』(C) 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
  • 『ムーラン』(C) 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
  • ニキ・カーロ-(C)Getty Images
  • 『ブラック・ウィドウ』 (c)2019 MARVEL
  • 『ブラック・ウィドウ』 (c)2019 MARVEL
  • サンディエゴのコミコンでMCUの発表 (C) Getty Images
  • 『ワンダーウーマン 1984』(c) 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (c) DC Comics
  • パティ・ジェンキンス監督&ガル・ガドット-(C)Getty Images
愛する人を守るため、本当の自分を隠して闘うディズニー史上最強ヒロインを描くファンタジー・アドベンチャー『ムーラン』。今年公開される映画の中で1つの大きな特徴といえるのが、本作のような女性監督×女性主人公の作品が多いこと。

先日の第92回アカデミー賞ノミネート発表では監督賞候補に2年連続で男性監督ばかりが並び、物議を醸したが、ここ数年の女性監督の活躍ぶりは目覚ましく、昨年はマーベル初の女性監督作品『キャプテン・マーベル』やジェニファー・リーがクリス・バックと共同監督を務めた『アナと雪の女王2』など、世界中で大ヒットを記録した作品もあった。

そして今年は、昨年を上回る勢いで女性監督による女性が主人公の作品が目白押しだ。

『ムーラン』内面から溢れ出す強さを持つヒロイン 4月17日(金)公開


『ムーラン』(C) 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
1998年に公開されたディズニー・アニメーションの実写化のメガホンを託されたのは、ニュージーランド出身のニキ・カーロ監督。『クジラの島の少女』('02)で注目を集め、シャーリーズ・セロン主演『スタンドアップ』('05)やジェシカ・チャステイン主演『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』('17)などを手掛けてきた。

ニキ・カーロ-(C)Getty Images
『ムーラン』といえば、父の身代わりに、自らを“男性”と偽って戦地へ赴くというこれまでのディズニー作品とは一線を画した異例の物語が魅力的だ。それまでディズニーが描いてきたヒロインではなく、“一人の人間”として内面から溢れ出す強さと美しさを持つムーラン。父親を守るためについた嘘と真実の狭間で揺れる、リウ・イーフェイ演じるヒロインの心情を、女性監督がどのように描くのか。ニキ・カーロによる全く新しい『ムーラン』から目が離せない。



『ブラック・ウィドウ』知られざる過去と生き様に注目 5月1日(金)公開


『ブラック・ウィドウ』 (c)2019 MARVEL
アベンジャーズ唯一の女性メンバー、ブラック・ウィドウ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』では彼女の活躍ぶりと“選択”がマーベルファンを賑わせたが、満を持して単独作品の監督に抜擢されたのは、『キャプテン・マーベル』以降、マーベル作品では2度目の女性監督起用となったケイト・ショートランドだ。これまでも『さよなら、アドルフ』『ベルリン・シンドローム』など、過酷な運命を背負った少女や女性を主人公に据えてきた。

サンディエゴのコミコンでMCUの発表 (C) Getty Images
スカーレット・ヨハンソンが演じるブラック・ウィドウは、頭脳・身体能力ともに優れた最強のエージェント。ナターシャ・ロマノフとして、ブラック・ウィドウとして、一人の女性からヒーローになるまでの彼女の知られざる過去と生き様を、ケイト監督がどのように彩ってくれるのか注目だ。


『ワンダーウーマン 1984』パワフルで華麗な女性ヒーロー再び 6月公開


『ワンダーウーマン 1984』(c) 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (c) DC Comics
前作『ワンダーウーマン』に引き続き監督を務めるのは、パティ・ジェンキンス監督。ガル・ガドットを主演に迎え、アメコミ史上初の女性監督の起用に至った前作では、それまでアメコミ界での女性製作陣による功績が全くなかった(機会すらなかった)中、ハリウッドを揺るがす記録的大ヒットを打ち立てた。

パティ・ジェンキンス監督&ガル・ガドット-(C)Getty Images
続編ではタイトル通り1984年を舞台にしており、前作で亡くなったはずのパイロット、スティーブ・トレバー(クリス・パイン)も帰ってくることが明らかになっている。パワフルかつ華麗な女性ヒーローをスクリーンに誕生させたジェンキンス監督は、続編でワンダーウーマンをどのようにパワーアップさせるのか、期待が高まる。



上記のほかにもグレタ・ガーウィグ監督が名作「若草物語」を見事にアレンジした『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』や、キャシー・ヤン監督×マーゴット・ロビー主演の『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』が3月に公開。アンジェリーナ・ジョリーをはじめとする国際色豊かなキャストが揃い、『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』後が舞台となる『エターナルズ/Eternals』(原題・11月6日全米公開予定)も中国出身のクロエ・ジャオ監督が手掛ける。

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
女性監督が女性ヒロインを描くことがめずらしくなくなった現代、一人の人間として魅力的なキャラクターを描いた作品を映画館で見届けてほしい。
《シネマカフェ編集部》

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