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ジョン・レノンの殺害犯マーク・チャップマン、11度目の仮釈放請求が却下に

1980年12月8日にジョン・レノンを射殺したマーク・チャップマン(65)が仮釈放申請を行った。

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ジョン・レノン-(C) Getty Images
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1980年12月8日にジョン・レノンを射殺したマーク・チャップマン(65)が仮釈放申請を行った。8月19日にニューヨークの仮釈放委員会との面談が行われたが、またしても却下という結果に終わった。英「サン」紙などが伝えた。

チャップマンは、第2級謀殺の罪で有罪となり20年から終身までの無期刑を言い渡され、現在ニューヨーク西部のウェンディ刑務所で服役中。無期刑では服役後、20年が経つと仮釈放を申請することが可能になるため、チャップマンは2000年から2年ごとに欠かさず申請を行ってきた。今年は11度目であったが却下され、次は2022年8月の申請が予定されている。

今回申請が却下された理由はまだ明らかになっていないが、前回は「ジョンのファンなどからのチャップマンへの報復の懸念、社会の福祉と安全への影響を考えて」ということが理由の一つであった。

チャップマンがジョンを殺害した事件については、『チャプター27』として2007年に映画化された。チャップマンを演じたジャレッド・レトが、1980年当時のチャップマンの容貌に近付くため、30キロ増量して役に挑んだことも話題になった。

今年は、生きていれば80歳になるはずだったジョンの誕生日の10月9日に、新しいベストアルバム「ギミ・サム・トゥルース.」が発売される。妻のオノ・ヨーコと息子のショーン・レノンが選曲した36曲が収録されている。
《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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