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多部未華子「誰かの心の片隅に残る作品に」主演映画『空に住む』予告編

多部未華子主演『空に住む』の予告編とポスタービジュアル、多部さんをはじめとするキャストたちのコメントが到着した。

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多部未華子が、スター俳優との出会いで揺れ動く女性を演じ主演する映画『空に住む』。この度、本作の予告編とポスタービジュアル、多部さんをはじめとするキャストたちのコメントが到着した。

>>『空に住む』あらすじ&キャストはこちらから

小説と音楽の世界観から生まれた珠玉の物語が、話題の演技派キャストたちで映画化する本作。今回到着した映像では、両親が急死し、タワーマンションの高層階で暮らし始める直実(多部さん)が、日本を代表するスター俳優・時戸森則(岩田剛典)と出会う。

『空に住む』(C)2020 HIGH BROW CINEMA
時戸との出会いによって生活が変わり始めるが、それでも埋めようのない喪失感を抱えていた直実。そんなどこか満たされないまま日々を過ごしているのは、直実だけではない。

誰にも打ち明けられない秘密を抱える後輩で妊婦の愛子(岸井ゆきの)、何不自由なく暮らしているが、人知れず虚しさを感じている専業主婦の叔母・明日子(美村里江)と、それぞれに悩みを抱え、自分をさらけ出すことができず、傷つき迷いながらも前を向こうとする女性たちも登場。ラストには、何かを決意したような直実の姿も…。


予告編には、「三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」が担当する主題歌、悩みや孤独を癒し、そっと背中を押してくれる「空に住む ~Living in your sky~」が挿入されている。

またポスタービジュアルは、直実が切ない表情で空を見上げて、まるで空に浮いているかのような、ぼんやりと漂う直実の不安定な心が写し出されている。

主演の多部さんは、撮影をふり返り「参加した私にも言葉にできないとても独特な世界観でした。撮影をしていた約1ヶ月はとにかく、その世界観にどっぷりと浸かりたいという思いで必死だったような気がします」とコメントし、岩田さんも「すごく丁寧な撮影で、役者としてはすごくモチベーションを高めてもらえる良い現場でした」と明かしている。

『空に住む』(C)2020 HIGH BROW CINEMA

キャストコメント


多部未華子


青山真治監督の描く作品の空気は、参加した私にも言葉にできないとても独特な世界観でした。撮影をしていた約1ヶ月はとにかく、その世界観にどっぷりと浸かりたいという思いで必死だったような気がします。様々な受け取り方が出来る作品なのかなと思いますが、誰かの心の片隅に残る作品になることを願っています。

岸井ゆきの


今回、青山組に参加でき光栄です。この映画は約二年前に撮影しました。現場に流れていた穏やかで丁寧で、キリッとした空気がスクリーンからも見て取れて、今改めてあの時の空気で、落ち着いて深呼吸したような感覚です。二年前と今では大きな変化がありましたが大事なことは変わらずに生活の中にあると思います。是非見てください。

美村里江


活字で読んだ時と、映像として人の体温と陰影が重なった後では随分印象の変わる作品です。雲のように漂っているのは主人公の直実だけではなく、どの人物も色・大きさ・水分量の違う、そして流れている層も異なる一群れの雲に私には見えました。重なっているようで遠かったり、離れて見えて近いこともあるのかもしれません。

岩田剛典


青山さんは現場でしか出せない空気感を大切にされている監督で、多くを語らずとも、ひとつひとつの絵作りや映画としてのクオリティを高めていく情熱がひしひしと伝わってきました。すごく丁寧な撮影で、役者としてはすごくモチベーションを高めてもらえる良い現場でした。

鶴見辰吾


『レイクサイド マーダーケース』、『エリエリ・レマ・サバクタニ』以来、久々の青山真治監督作品に参加。嬉しいなあ。俺を覚えていてくれたか。青山さんとは同じ年で、彼の作り出す現場の雰囲気が大好きなんだ。美村里江さんと多部未華子さんと猫ちゃんと一緒に幸せで、ご褒美みたいな撮影だった。これから観るのか楽しみだ。

高橋洋


エンドロール、多部未華子さん演じる主人公・直美(28)がスクリーンから消えたあとの余韻のなか、観ている僕の頭にはふいに監督・青山真治(56)が浮かび、そのときハタと思いました。直美は…監督自身なのかもしれない…と。だから、なんだ?と言われたらアレなんですけど。だから映画っていいなあ、と自分は思ったのです。沁みます。

岩下尚史


青山監督のお声がゝりで、初めて映画の出演者として招かれる冥加にめぐりあいました。もとより、しろうとのことですから、監督はむずかしいことは注文なさらず、普段のとおりにと仰言るだけで、ちょっと戸惑いをしたことでしたが、商売の下手なところだけは私と同じですから、そこをお買い下さいましたら幸いに存じます。

大森南朋


ついに参加させて頂けた青山真治監督の映画でした。もう少し現場にいたかったです。

永瀬正敏


10代の頃、僕達は伸ばした手で繰り返し空を掴む様に、何かに向かいただガムシャラに走った。時が経ち彼は作詞家になり、そして小説家になった。青山真治監督によって新たな命が吹き込まれたその現場に、まさか自分が立てるとは。短い間だったけど今までにない特別な現場になった。親友小竹正人に、二人の歴史に感謝したい。

柄本明


公開、おめでとうございます。飲み屋では何度も会っていますが、仕事といえば、『レイクサイド マーダーケース』以来ですから15年ぶりでした。みなさん、何も考えないで、この映画をそのまま、お楽しみください。

『空に住む』は10月23日(金)より全国にて公開。

※高橋洋の“高”ははしごだか
《シネマカフェ編集部》

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