サンフランシスコの街をスローモーションで駆けるスケボーの2人の特別感…雄弁な冒頭映像解禁
A24×プランBの最新作『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』から、「冒頭の5分でこれが特別な作品であることが分かる」と評された、映画冒頭の本編映像が解禁。
映画
洋画ニュース
-
満島ひかり×岡田将生共演『ラストマイル』あらすじ・キャスト・公開日【4月19日更新】
-
A24×プランBが再タッグ!変わりゆく街を描く『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』
-
≪配信開始≫チュ・ジフン×ハン・ヒョジュ豪華初共演「支配種」は世界必見のノンストップ・サスペンス【PR】
>>『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』あらすじ&キャストはこちらから
今回到着したのは、主人公のジミーと彼の親友・モントがスケートボードで2人乗りをしながら、坂道の多いサンフランシスコの街を駆けていく冒頭の映像。雄弁で壮大な音楽に乗せて2人を映すこのシーン。カメラワークやスローモーションが印象的。
スケートボードに乗る2人はもちろん、サンフランシスコの街並みやそこに生きる人たちの姿を、スローモーションを用いて撮影した理由について、ジョー・タルボット監督は「サンフランシスコという街を、動きをつけて見せたかった。最近のサンフランシスコは、ITの進化が原因で生活のペースが早くなってしまったから、スローダウンさせて、写真に近い形で何が起きているのかを伝えたかった」と語る。
また、スケートボードでの2人乗りも監督のアイディアだったが、実現が難しいのではという現場の意見も多かったそう。しかし、ジョー監督は「Thrasher Magazine」の創設者の息子で、現発行人であるトニー・ヴィテロ氏に相談。トニー氏が古い板を使ってスケボーを作っている人に連絡し、通常のボードよりも幅が広く長いものを映画のために特別に制作。
ジミー役のジミー・フェイルズとモント役のジョナサン・メジャースは、2人で練習を重ね、乗りこなし方を習得した。ジョー監督は「モントがジミーの肩に手を置くだけで、2人の友情、いかに親密かが分かる。スケボーのシーンで役者2人の絆は強くなったんだよ」と語っている。
『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』は新宿シネマカリテ、シネクイントほか全国にて公開中。