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名作は北の国から生まれる…『ホテルローヤル』北海道が舞台の映画6選

北海道、釧路湿原を望む高台のラブホテルが舞台の『ホテルローヤル』はじめ、観たら訪れてみたくなる北海道が舞台の映画を6作、紹介

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『ホテルローヤル』(C)桜木紫乃/集英社 (C)2020映画「ホテルローヤル」製作委員会 
『ホテルローヤル』(C)桜木紫乃/集英社 (C)2020映画「ホテルローヤル」製作委員会 
  • 『ホテルローヤル』(C)桜木紫乃/集英社 (C)2020映画「ホテルローヤル」製作委員会 
  • 『ホテルローヤル』(C)桜木紫乃/集英社 (C)2020映画「ホテルローヤル」製作委員会 
  • 『ホテルローヤル』(C)桜木紫乃/集英社 (C)2020映画「ホテルローヤル」製作委員会 
  • 『ホテルローヤル』(C)桜木紫乃/集英社 (C)2020映画「ホテルローヤル」製作委員会 
  • 『ホテルローヤル』(C)桜木紫乃/集英社 (C)2020映画「ホテルローヤル」製作委員会 
  • 『ホテルローヤル』(C)桜木紫乃/集英社 (C)2020映画「ホテルローヤル」製作委員会 
  • 『ホテルローヤル』(C)桜木紫乃/集英社 (C)2020映画「ホテルローヤル」製作委員会 
  • 『しあわせのパン』(C)2011『しあわせのパン』製作委員会
北海道、釧路湿原を望む高台のラブホテルが舞台の、波瑠・主演映画『ホテルローヤル』。この作品を撮るなら東京でセットを組むことはありえないという製作陣の熱い思いから、撮影は札幌と釧路を中心に全編、北海道で行われた。

特に本作の舞台となった釧路については、釧路出身の原作者・桜木紫乃が「釧路の街は物語が生まれる大切な場所です」と語る。「表面的には昭和の華やかさが失われたように見えるかもしれないのですが、釧路へ帰っていつも思うのは、相変わらず美しい街だな、ということ。時代の流れで人の興味と動線は変化しましたが、釧路というところは、美しい年の取り方をしている街だと思うんです」と言うほど。

本作のほかにも、北海道は広大な大地に豊かな自然と絵になる景観が豊富なため、映画やドラマの舞台となっており様々な撮影が行われている。観たら訪れてみたくなる北海道が舞台の映画を6作、紹介する。

『幸福の黄色いハンカチ』(1977)◆夕張市


『幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター 』 (C) 1977、2010 松竹株式会社
刑務所帰りの中年男が、偶然出会った若い男女とともに妻の元へ向かうまでを描いた山田洋次監督によるロードムービー。過去を持つ主人公の物語と若いカップルのラブストーリーが北海道の四季とともにつづられ、1977年に公開されるや大ヒットを記録し、その年の映画賞を独占した。

主演は名優・高倉健、その妻役に倍賞千恵子、製作当時、映画初出演だった武田鉄矢、桃井かおりらが共演。感動のラストシーンのロケ地となった夕張の地に、同映画の資料が展示された観光施設「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」が設置され、黄色いハンカチがたなびく柱は観光名所となっている。

『Love Letter』(1995)◆小樽市


『Love Letter』 (C) APOLLO
岩井俊二監督の劇場用長編映画デビュー作。天国の恋人に向けて送った1通のラブレターがきっかけで、埋もれていたふたつの恋が浮き彫りになっていく、淡く懐かしい感情を喚起する珠玉のラブストーリー。

主演は一人二役を演じ分ける中山美穂と豊川悦司。日本アカデミー賞のほか数々の映画賞で最優秀作品賞を受賞。小樽と神戸という2つの美しい港町が舞台となっており、神戸のシーンも北海道小樽市でロケーション撮影された。日本だけでなくアジア、特に韓国で人気となり、当時多くの韓国人が小樽のロケ地を訪れて話題となった。

『しあわせのパン』(2012)◆洞爺湖町、月浦町


『しあわせのパン』(C)2011『しあわせのパン』製作委員会
『ぶどうのなみだ』(2014/岩見沢市)、『そらのレストラン』(2019/せたな町)へと連なる北海道映画シリーズ第1弾。原田知世と大泉洋が主演し、北海道・洞爺湖のほとりの小さな町・月浦を舞台に、宿泊設備を備えたオーベルジュ式のパンカフェを営む夫婦と、店を訪れる人々の人生を四季の移ろいとともに描いた心温まるストーリー。

洞爺湖町月浦地区に実在する店がモデルとなっており、すべてのシーンが実際の店舗を含め北海道で撮影された。モデルとなったカフェがスクリーンそのままの姿で実在し、映画と同じように洞爺湖を望みながら美味しいコーヒーを飲むことができる。

『私の男』(2014) ◆紋別市


浅野忠信×二階堂ふみ『私の男』-(C) 2014『私の男』製作委員会
作家・桜庭一樹による第138回直木賞受賞作を、『海炭市叙景』『夏の終り』の熊切和嘉監督が映画化。モスクワ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、最優秀作品賞に選ばれるとともに主演の浅野忠信が最優秀男優賞を受賞した。

孤児になった少女と彼女を引き取った遠縁の男が、内に空虚を抱えながらも寄り添うようにして生きる姿を描き出す。冬の凍てつく寒さとともに町を覆う“流氷”など、荒々しく繊細な北海道の雄大な自然を捉えた映像も見どころ。

『糸』(2020) ◆函館市


『糸』(C)2020映画『糸』製作委員会
1998年にリリースされた北海道出身の中島みゆきのヒット曲「糸」をモチーフに、平成元年に生を受けた2人の男女が出逢いと別れを繰り返し、平成の終わりに再び出逢うまでの18年間の軌跡を壮大な愛の物語として描く。

菅田将暉と小松菜奈が3度目の共演。北海道がメインの撮影地となっており、美瑛町や上富良野町、函館空港(函館市)や津軽海峡フェリー函館ターミナルなどが登場する。菅田さん演じる主人公が働くチーズ工房は、北海道・幕別町に実在する「チーズ工房NEEDS」。ここでは映画とのコラボ商品も発売され、話題となった。

『ホテルローヤル』(2020年11月13日公開)◆釧路市


『ホテルローヤル』(C)桜木紫乃/集英社 (C)2020映画「ホテルローヤル」製作委員会 
桜木紫乃原作、直木賞受賞の大ベストセラー小説が待望の映画化。釧路湿原を望むラブホテルを舞台に、ホテルで働く従業員やホテルを訪れるお客さんなど行き交う人々の様々な人間模様を描く。

『ホテルローヤル』(C)桜木紫乃/集英社 (C)2020映画「ホテルローヤル」製作委員会 
「ホテルローヤル」は原作者・桜木さんの実家で釧路に実在したラブホテルがモデル。全編を北海道(札幌・釧路)で撮影。釧路市街地のシンボルである幣舞橋や釧路港、市民の台所として馴染みのある和商市場が登場するなど、釧路の街の魅力が盛り込まれているのも見逃せない。

『ホテルローヤル』は11月13日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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