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マイケル・ファスベンダー、テレンス・マリック監督は「偉大な詩人」その魅力を語る

マイケル・ファスベンダーとライアン・ゴズリングが『ソング・トゥ・ソング』で初タッグを組んだテレンス・マリック監督の魅力について語った。

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『ソング・トゥ・ソング』 (C) 2017 Buckeye Pictures, LLC
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『女王陛下のお気に入り』『沈黙 ーサイレンスー』などアカデミー賞の候補作を続々と送り出す気鋭の映画スタジオ「ウェイポイント・エンターテインメント」が放つテレンス・マリック監督作『ソング・トゥ・ソング』。この度、マイケル・ファスベンダー、ライアン・ゴズリングが監督の魅力について語った。

>>『ソング・トゥ・ソング』あらすじ&キャストはこちらから

本作で初めてテレンス・マリック監督作品に出演したゴズリングとファスベンダーが、その独特な撮影方法で知られる監督について語り、互いに監督の“魔術師ぶり”に絶賛を贈る。

ファスベンダーは「今まで経験したことのない感じでした。とても激しく、何かに挑戦する感じで、やりがいのある、面白く、恐ろしい経験でもありました。彼は常に執筆していて、特に決まった台本があるわけではないので、台詞を短時間に覚えるのは大変でした」と打ち明ける。

『ソング・トゥ・ソング』 (C) 2017 Buckeye Pictures, LLC
「監督は書いたセリフを読ませてくれますが、ほとんど即興でやらなくてはいけません。作品は、監督が実権を握っている即興で成り立っています。監督は唯一無二の存在で、この国の偉大な詩人のひとり。自分にとってはマリック作品に出演するのは夢であり、学校に戻っていろいろと学び直しているような感じでした」と、そのオリジナルな撮影方法に苦心しながらも初心を思い出すような感覚に刺激を受けたよう。

『ソング・トゥ・ソング』 (C) 2017 Buckeye Pictures, LLC
一方、ゴズリングも「まったくそのとおりです。皆、マリック作品に出演したい、一緒に仕事がしてみたいと思っていて。テレンス・マリックは、作品を数秒観ただけで彼の作品だと分かる数少ない監督です」と言う。

「これは非常に稀有なことで、その監督作に出演するのも同じように貴重で刺激的です。ふつうの映画作りとまったく異なるやり方、アプローチで映画を作るし、常に何かを探しているというか求めていて、毎日自分がそれのお手伝いができるのが嬉しい。全く新しい未知の経験でした」と撮影をふり返る。

『ソング・トゥ・ソング』 (C) 2017 Buckeye Pictures, LLC
「例えば、突然パティ・スミスが現われて数日一緒に過ごしたり、撮影したり。ユニークな経験の連続で、今まで培ってきたものや知ったり学んだりしてきたことをすべて置き去りにして、ただただ飛び込んでいく。本当に素晴らしい経験でした」と、作品に参加できた喜びを明かしている。

『ソング・トゥ・ソング』 (C) 2017 Buckeye Pictures, LLC
『ソング・トゥ・ソング』は12月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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