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竹野内豊、石田ゆり子と15年ぶりの共演! 東野圭吾の“犯罪小説史に残る問題作”「さまよう刃」ドラマ化

竹野内豊が、連続ドラマW初登場で初主演を果たすことが決定。東野圭吾の「さまよう刃」をドラマ化する。

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連続ドラマW「東野圭吾 さまよう刃」
連続ドラマW「東野圭吾 さまよう刃」
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竹野内豊が、連続ドラマW初登場で初主演を果たすことが決定。原作は、発行部数170万部を超えた作家・東野圭吾の最高傑作のひとつ「さまよう刃」。本作で石田ゆり子と15年ぶりに共演する。

社会や法律、全てを敵に回してでも家族のために復讐を果たす…。長峰重樹は妻を亡くしたのち、男手ひとつで娘・絵摩を高校生になるまで育ててきた。ところがある夜、絵摩がバイト先から戻らず、やがて凄惨な遺体で発見される。数日後、長峰のもとに犯人の名と居場所を告げる密告電話がかかってくる。教えられたアパートへ向かい、部屋を物色すると、絵摩が殺されていく映像が残されていた。そして、帰宅した犯人の一人、アツヤを思わず殺害してしまった長峰は、主犯のカイジを追う。

また、カイジやアツヤは、現行法上はまだ死刑は適用されない「少年」だった――。世論を二分する長峰の逃亡復讐劇が始まる…。

2009年に公開された映画版では、逃亡する長峰を追う刑事を演じた竹野内さんだが、ドラマでは主人公・長峰を演じることに。男手ひとつで育ててきた娘を、未成年の男たちに残虐な手段で殺されてしまった主人公が、良心と罪の意識、法律の壁の間でもがき苦しみながらも復讐に突き進んでいく。

「誰かの親になったこともない自分に、娘を失う父親役がどこまで務まるのか、正直戸惑いました」とオファー時の心境を明かした竹野内さんは、「去年、真夏の猛暑の中、限られた時間、ロケ地など、、、なかなか思うようにことが進まない条件で、片山監督に全てを委ねて、スタッフ・キャストが一丸となって、試行錯誤しながら丁寧に作り上げた作品です。一人でも多くの方々に届きますように!」とコメントした。

そして共演の石田さんが演じるのは、一人息子を不本意な形で失ったことがきっかけで離婚し、父親が経営するペンションで手伝いをしている木島和佳子。偽名でペンションに宿泊する長峰のことを警察に追われている男だと知るが、家族を思う彼の姿に心を揺さぶられ、思わず手を差し伸べてしまう人物だ。

竹野内さんと石田さんの共演は「家族~妻の不在・夫の存在~」以来15年ぶりとなり、「竹野内さんと久しぶりに共演できることが楽しみでなりませんでした」と語る石田さん。

「倒れそうなほどの暑さの中走ったり泣いたり叫んだり、芝居をしてるというより役を生きるということの意味を考えさせられました」と撮影をふり返り、「竹野内さんも日に日に長峰さんそのもののようになっていき、役に入ってる時は話しかけるのも憚られるほどでした。素晴らしい作品になっていることは間違い無いと思います。どうぞ楽しみにしていてください」と話している。

監督は、ポン・ジュノ監督のもとで助監督を務めたという異色の経歴を持つ片山慎三が務めた。

連続ドラマW「東野圭吾 さまよう刃」は5月、毎週土曜日22時~WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信(全6話/第1話無料放送)。
《シネマカフェ編集部》

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